この世で最も無駄な「迷い」と「不安」を克服するには。

公開日 : 2015-08-22 / 最終更新日 : 2023-11-12

この世で最も無駄な「迷い」と「不安」を克服するには。

よく人は迷います。告白するかしないか、進路をどうするか、会社を辞めるか辞めないか、人生これからどうするか。目の前の数多くの選択肢があると思い込み、どれを選ぶか迷ってしまいます。また、不確定な未来に不安を感じます。成功する […]

著者: 上山 翔太

よく人は迷います。告白するかしないか、進路をどうするか、会社を辞めるか辞めないか、人生これからどうするか。目の前の数多くの選択肢があると思い込み、どれを選ぶか迷ってしまいます。また、不確定な未来に不安を感じます。成功するのかしないのか、受かるのか受からないのか、上手くやれるかやれないか。見えないものは誰だって不安になるものですよね。

でも、ちゃんと考えれば「迷い」と「不安」ほど人生にとて無駄なものはない、ということが分かるでしょう。なぜか。その仕組みさえ理解していれば、一生、迷うことも不安に思うこともなくなるのだと思います。現に僕はちょっとやばいなと思ったりはするものの、迷いもしなければ、何も不安なこともなくなりました。今日は「迷うこと」と「不安に思うこと」の克服法を書いていきます。

1. まずは自分の中で優先順位を明確に決断する。

人は、目の前でどの道を選んでいいかわからない時に迷います。

例えば、大好きな人に告白するとしましょう。この場合は選択肢が2つあります。告白するかしないか。実際、大好きな人とお付き合いするには、告白するしかないというのに、どうして挑戦しないのでしょうか。

それは、告白することで、関係が壊れてしまうのが怖いからです。告白することで、今までの仲に亀裂が入ってしまわないかどうか。そのマイナスを恐れてしまうのです。さて、こんなときはどう考えればよいでしょう。

告白するかしないか。これを決める要因はなんでしょうか。それは、優先順位です。「告白して万が一失敗し、関係に亀裂が入ってしまうリスク」と「告白して成功した時のリターン」。どちらが優先か。と、こんなことを書いてしまうとあまりにも人間味が無いように思えますが。笑 そして、こんな考え方をする人はそもそもモテるのか、という話もありますが。笑 事実と言えば事実には代わらないので、まずはトライしてみましょう。ひとまず、感情を横に置いて考えてみてください。

さて、あなたにとってリスクとリターン、どっちの優先順位が上でしょうか。付き合った時の喜びと、失った時の亀裂。どちらも選べない、というのは無しです。微々たる差がもしれませんが、選んでみましょう。しいて言えばどっちですか? もしかしたら自分がこうして悩んでいる間に、誰かが相手を奪っていってしまうかもしれない。その時に告白してみればよかった、と後悔しないだろうか。それとも、このまま友人としての関係維持が自分にとって幸せだろうか。でも、動かなければいずれ相手は誰かのものになってしまう。。

考えてみて、やっぱり告白した方がいい、と思ったら、後はGOです。玉砕覚悟で動きましょう。なぜなら、もはや、それしか選択肢が残っていないからです。決めたら後戻りしなければいいだけで前にすすめます。失う恐怖より、得る喜びの方が勝ったのであれば、あとは実行する以外に道はありません。作戦として、相手の好感度を上げてから告白、という流れももちろんあります。それならそれで、今すぐ相手の好感度を上げる自分を表現していきましょう。そして、いつ告白するかを考えましょう。

最終的に告白するのかしないのか。その判断をどれだけ早く決めるのか。判断した後の課程に時間は注ぐものであって、判断そのものに時間をかける必要はありません。また、判断を早くすればするほど、自分自身が決めた道に対して、時間をかけることが出来る。例えば、相手の好感度をあげるのであれば、その好感度をあげるという課程に時間を注ぐことができる。そっちの方が、何倍も良いと思いませんか。

同様の内容を自分の進路にも当てはめてみましょう。例えば自分にやりたいことが無い。何をしていいかわからない、なんて迷いに陥ってしまったとします。これは、優先順位もなにも、どこから手をつけていいものかと思うでしょうが、実際はこれも優先順位です。優先順位と同時に消去法も使っていきましょう。

では、今の自分が、ただ家にこもって、バイトをしているだけとしましょう。でも、もっとちゃんとした仕事につかなければならない。何かもやもやしている。このままの日々でいいのか、そんなことを考えていると仮定します。でも何をしていいのか分からない。

実は、もうこの段階で将来は絞り込めます。

まず、もっとちゃんとした仕事につかなければならない、そんなことを考えた場合は、まず「正社員」というキーワードが出てくる人がいたとします。安易ですが。ひとまず、じゃあ正社員になろう、そう考えます。ではどんな会社の正社員を目指そうか、という話になりますが、この場合、何に興味があるか分からないのが前提です。

そんな時は、逆に「やりたくない」仕事を列挙してみましょう。例えば飲食店はやりたくないとか、土木作業はやりたくないとか。暑いところや外で仕事したくないとか。人はやりたくないことの多いワガママな生き物なので、どんどん出てくるはずです。さて、残ったものはなんでしょうか。

残ったものがいくつかあったら、後はサイコロでも振ってきめればいいのです。あなたにとって、嫌な仕事を消去して選び抜いた仕事は、全て同等の価値を持って目の前に転がっています。右から左まで、受かるまでうけてみましょう。もしいきなり正社員になれそうにない場合は、アルバイトや契約社員からでもいいでしょう。もしそこに何らかのスキルが必要ならば、独学でもいいので修得してみましょう。そんなかんじで、嫌なことを消去してもまだ残った仕事に対して、トライしてみてください。

そして、受かったらその「業界」を続けてみましょう。会社は続けなくていいですが、業界には居続けてみましょう。最初は興味がないかもしれません。でも数年同じ業界にいるうちに、どんな人でもその仕事に精通してきます。

人の興味はそもそも成功体験や得意なものから生まれてきます。成功体験や得意、慣れている、という感覚がなければ、好きにはなれません。なので、徹底的に同じ業界で過ごしているうちに、何かしら、こだわりの感情が仕事に対して生まれてきます。自分の仕事を悪く言われたら「なめるな」と言いたくなります。そこまで来たら、その仕事で食えるようになり、あなたの居場所は完成です。

どうでしょうか。告白するにしろ、仕事を選ぶにしろ、きちんと考えれば何が一番自分にとって有益なのかは出てくる。ロジカルに優先順位を決めて考えてみれば、どれが最もベストな判断になるのか分かってくる。

大抵、迷いというのは思考がまとまっていないからです。現実と、将来と。今の自分の気持ちや現実的かどうかを考えて判断すれば、迷う必要はないのです。道が見えているのに、迷い、決断できないのは、ただの時間の無駄です。さっさと決めて、進んだ先に時間をかけましょう。

例えば、1年迷って、決定できず、同じ場所にいることに意味がありますか? 例えば辞めた方がいい、何か変えたほうがいい、と思っている環境を1年継続しても同じです。失敗しようが成功しようが、先に踏み込んで試して、ダメだったら違う道を試してみればいい。

そっちの方が、よっぽど自分も成長し、新しい経験も手に入れられる。もしかしたら、納得の行く道を見つけられるかもしれない。迷うくらいであれば、さっさとトライして失敗してみればいいのです。意味のない時間をだらだらと過ごす必要なんてありません。だから、迷った時こそロジカルに考えて、優先順位の高い方をぱぱっと選んでしまえばいいんです。そして、選んだ先に時間をかけましょう。

2. 迷った時は感情を徹底的に抜いて考えてみよう。

それでもなぜ、決められないか。そんなこと言ったって、そううまく行かないよなんて思う人もいるでしょう。それは、感情があるからですね。失敗したらどうしようとか。出来る自信が無いとか。でも、よくよく考えてみると、それらって結果論でしかないんですよ。出来ないとか出来るとか、失敗するとかしないとか、そんなことはやってみた後じゃないと分からない。

完全に未来が100%読めるような人がいたら別ですが、自分が想像できる進路において、100%失敗するとか出来ないとか、そんなことが分かる人がいるでしょうか。わざと失敗する気があるのであれば、それは失敗するでしょうが、そもそも失敗するのが嫌なのに、100%失敗するなんてことはありません。

一時的に失敗したとしても、何度も失敗を重ねているうちに成功する確立だってあがってくるでしょう。その間、致命的なミスをやらかして、職場を追い出されたっていいんですよ。次の職場で気持ちを切り替えて挽回したらいい。好きな人にふられたら、ひときしり泣いて、次にすすめばいいんです。

その覚悟を決められないのは、感情が恐れるからです。失敗を。決断に感情は不要。必要なのは、優先順位です。感情に惑わされたって、結局選ぶべき道は、自分の最も優先順位の高い行動です。結局そこを選ぶしかないのに、何を迷う必要があるでしょうか。気持ちの整理をしているだけ無駄です。

そもそも、失敗を恐れる人っていうのは、大した失敗をしたことが無い人だけなんですよ。いや、そりゃ怖いという感情はあると思いますよ。失敗するのなんて嫌です。ただ、それで足が動かなくなることは無い。

例えば何かに挑戦して100回失敗したとします。で、一方で110回成功したとしますよね。すると、100回の失敗が101回になろうが、対してダメージが無いわけです。失敗することも、あーまたやっちゃった、くらいにしか思わなくなるから。しかも、別に死ぬわけでもない。やり直しはいくらでもきく。挽回のチャンスはいくらでもある。

当然、反省はします。反省しないのは、ダメです。失敗したら反省して次にいかして改善すればいいんです。どんな状況だって死なない限りやり直しは聞きます。にも関わらず、何かを恐れて一歩を踏み出せない。それは、まだまだ失敗経験が少ないからです。経験をつめば心が処理できるようにも関わらず、経験を積まないのは、それだけで人生のリスクです。同時に成功する確立も逃しているわけですから。

とにかく、やってみて、いっぱい失敗と成功を繰り返すことにしましょう。そこにいたるまでの仮定で「踏み込むか」「踏み込まないか」で時間を使うのは、失敗にも成功にもなりませんからやはり無駄です。とにかく即座に選んで失敗も成功もいずれの経験も手に入れていくべきです。そうするべきなのに、怖いだの不安だのと未来を恐れることに、何の意味があるのでしょうか。

3. 優先順位を決めて感情を抑えて決断すれば、行き先は15分後には出てる。

そんなわけで、大事なのは優先順位と感情の制御。この2つをきちんと出来れば、あなたが1週間、1ヶ月迷った時間を、全て、有意義なことに使えるわけです。それが失敗だろうが成功だろうが、いずれにせよ、迷って動けないことより圧倒的に有意義なのは間違いありません。迷いは、上手く優先順位を把握できれば、15分以内で解決できます。慣れたら数秒、一瞬です。

何から考えていいか、手をつけていいか分からないから、踏み込めないということもあるでしょう。そんなときは、何か基準を作ってみてください。先ほどの例であれば「嫌な仕事」を消去していった結果から、優先順位を決めましたよね。一方で家庭環境や時間の使い方、趣味など「これだけは譲れない」というものもあるでしょう。そして、譲れないものを譲らなくていいベクトルを選んでみてください。そんなに選択肢は多くないはずです。

で、消去法なりなんなりでちょっとずつ絞り込んだら、後は行動あるのみ。それをすべきとわかっているのに動けないのは、感情が制御できていないからです。失敗だろうが成功だろうが、全てが自分の血となり、肉となることを信じて、感情を押し殺しましょう。不安なんて無駄です。失敗するかどうかなんて、やってみた先の人間だけが知っていることです。不安の一切を消し去って、失敗してもどうってことないので、トライしましょう。で、失敗をこれでもかと言うほど重ねればいいんですよ。

ということで、ちゃんと優先順位を作って、基準を作って、後は結果論に怯えるなんてことをせずに最も優先すべきことに踏み込めば、迷いの必要なんてないんです。怖いとか恐れをいかに制御して飼いならすか。失敗することを恐れないか。それだけで、人の人生の何倍も早く、数多くの経験を吸収することができます。みなさんも、どんどん決断し、選択し、挑戦してみましょう。迷いなんて無駄な時間に使う時間は1秒たりとも我々に存在してないのです。人生は短いんですから。

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