これが本当のリモートワーク! 移動できるワークスペースが楽しそう。

公開日 : 2015-10-03 / 最終更新日 : 2023-11-12

これが本当のリモートワーク! 移動できるワークスペースが楽しそう。

世の中はどんどんリモートワークを推奨してくるようになります。 会社に行かずに家で、ホテルで、カフェで、好きな場所で働く人は、今後、増えていくことでしょう。ですが、家で仕事がしたい、会社にわざわざ行くのが疲れる、だからリモ […]

著者: 上山 翔太

世の中はどんどんリモートワークを推奨してくるようになります。

会社に行かずに家で、ホテルで、カフェで、好きな場所で働く人は、今後、増えていくことでしょう。ですが、家で仕事がしたい、会社にわざわざ行くのが疲れる、だからリモートワークがしたい、というのは、おそらく今後リモートワークカルチャーにおける成長段階の50%程度にしかすぎないでしょう。

場所に捕われないという意味は、例えば温泉で仕事したりプールサイドで仕事したり。本当に今いたい場所、行きたい場所でも仕事ができるということを意味しているのではないでしょうか。よりクリエイティブになれる場所で仕事をする。よりモチベーションのあがる体験を側におきながら仕事をする。旅行しながらも仕事ができるとか。それこそ、リモートワークの行き着く先の1つであるような気がします。

そんな中、最近気になって仕方がないのは、移動できるオフィスです。結構前から移動できるオフィスの概念自体はたくさんあったし、実践している人もいるのでしょうけれど、今の時代になって、ようやくその真価が発揮できる環境が整いつつあると感じます。好きな場所に車を走らせ、気ままに場所を変え、もっとも自分が好む場所を移りながら仕事をする。そんなワークスタイルがじきに生まれてくることでしょう。

徐々にリモートワークの価値や働き方の多様性が注目される今、今後、移動できるワークスペースの盛り上がりは、必須なような気がしています。今回は、ネット上で気になった移動オフィスの情報をもとに、いくつかご紹介していきます。最近になって、なぜだか移動式のワークスペースが記事にあがることが増えてきたような気がするのは、きっと気のせいではないでしょう。

究極のノマド!?旅をしながら働く“走るオフィス”がスマート

記事 : http://isuta.jp/68600/

今、地方移住など盛り上がっていますよね。生活する場所のシフト。働く環境のシフト。でも、じきに働く場所を固定しない生き方、生きる場所を固定しない生き方も盛り上がってくるような気がしてます。移動できるオフィスや住まいなら、田舎で暮らすのも都会でくらすのも、その日気のまま自由ですからね。

そんな中、登場するのが、こういったトレイラーを改造したオフィス。トレイラーも改造すればだいぶ綺麗に、かつオシャレになるもので、もはや部屋が移動していると言ってもなんの遜色もないですね。ここで会議をするのも問題なし。テーブルを囲んで作業するのも問題なし。さすがに住むとなると厳しいかもしれませんが、時と状況によって会議室が移動する、作業場が移動するというのは、どんな使い方をするかを考えるとたくさん想像が膨らみますね。

駐車中はラウンジになるコンパクトなミニバン「エアトライサー」、スズキから

記事 : http://ennori.jp/3814/suzuki-unveils-air-triser

上記の記事と似たような感じで、スズキが出しましたね。ラウンジになるミニバン。これは、おそらく仕事やワークスペースというより家族用でしょうか。バーベキューにいったり、キャンプにいった時に家族や友達の間でおおいに役立ちそうです。ただ、デザインは、上記のトレイラーオフィスの方が格好いい感じですね。笑 日本企業も、どんどんワークスペースや生活スペースとして車内を利用できる車を拡張していってほしいです。

室内空間が3倍にトランスフォームするキャンピングカー「BeauEr 3X」が男前すぎる

記事 : http://ideahack.me/article/1635

そして、移動するワークスペースやら住居スペースとして、忘れちゃいけないのがキャンピングカー。見てもらえるとわかるのですが、なんとトランスフォームしt絵住居スペースを拡大できるという車。すげー。しかも車内は「寝室」「ラウンジ」「水回り(トイレ、シャワー、キッチン)」にわかれているとのこと。これなら完全にオフィスとしてだけではなく、住居スペースとして活用できてしまいます。

しかもオシャレ! ひと昔前のキャンピングカーは、なんだかそんなにオシャレとかじゃなくて、住めるなぁ、という印象を持つだけでしたが、最近はインテリアにもこだわりが行き届くようになってきていますね。こんな移動式オフィスで働けたら、そのまま数ヶ月間、放浪してしまいそうです。おそらく、今後、もっともっと拡張され、オシャレになっていくのでしょうね。二階建てとかできてきそう。

秋のアウトドアにおすすめ!どんどん繋がる“連結式テント”がすごい

記事 : http://isuta.jp/66402/

そして、ふと思うわけです。もし上記のキャンピングカーに、連結式テントなんて装備したものなら。快適なキャンピングカーで移動して、よりスペースを拡張したいときは、テントを張り。アウトドアな生活スタイルを取り入れてみてもいいなぁと。このようなアウトドアで使われるオプションをキャンピングカーにくっつけて、ライフスタイルを拡張することで、さらに快適な移動ワークスペースおよび生活スペースが構築できると思うんです。

コンテナを改造して、移動石窯ピザ屋さんをはじめたよ

記事 : http://news.livedoor.com/article/detail/9596130/

移動ワークスペースの可能性を探っていたら、こんな記事まで見つけてしまいました。なんど、移動石壺ピザ屋。コンテナを改造したようです。飲食店がコンテナであっちこっち行って屋台を出すのはよく見られる光景ですが、本気だせば石壺ピザ屋なんてのも移動式にできちゃうんですね。

考えてみれば、レストランも一箇所に見せを出すのもよいですが、名前が売れてきたら、移動式レストランを全国走らせるとかできないんでしょうか。大型トラックを改造して、荷台をレストランにしちゃうとか。宣伝にもなるだろうし、なにより遠方で食べにこられない人にも食べてもらえるし、それなりに面白いと思うけれど。法律的にアウトかな? 飲食店のことはよくわからないので、なんともですが。

都市でも似合うキャンピングカー 走るモダンリビング

記事 : http://www.a-crafts.co.jp/works/office/o004.html

リノベーションの会社って、車内もリノベーションしちゃうんですか! かなり面白い試みだと感じました。しかも本格的なモバイル時代に向けて、移動するリビング空間をデザイン、というコンセプトも面白いですね。しかもこれって2007年んの提案なんですね。けっこう前からリノベーションの企業も面白いことやっていたんですね。

個人的にはこういう試みをもっともっとチャレンジして、キャンピングカーをもっと、オシャレに過ごしやすい空間へ進化させてほしいと思います。それこそ、普通のオシャレな部屋みたいなクオリティで。住空間としてもワークスペースとしてもクリエイティビティを刺激するようなオシャレさは大事と思います。

日本でもおしゃれなキャンピングカー手に入らないの?

記事 : http://www.recvee.jp/01_camper/01_line/index.html

おしゃれさとか住居スペースとして快適そうかとか、ワークスペースとして集中できる環境か、などなど色々考えながら探してみました。なかなか楽しかったです。まず見つけたのが、上記のハイエースを改造したタイプ。ハイエースってでかいでかいとは思ってましたけど、こんなスペース作れるくらいのポテンシャル秘めてたんですね。

記事 : http://www.annex-rv.co.jp/lineup/le52.html

そして、もうひとつ。LIBERTY LEっていうキャンピングカー。これは洗練されてますね。説明には「1年に1ヶ月、車で旅する。そういうヘビーユーザーが辿り着く」と記載あるので、かなり充実した内容なのでしょう。こういう空間を移動させながら、好きな場所で働くことができたら、楽しそうですね。

金をもてあましたブルジョワの贅沢。動くプライベートアイランド「Kokomo Ailand」

記事 : http://www.gizmodo.jp/2015/10/kokomo_ailand.html

おまけです。行き着く先はこれでしょう。島ごと移動。車とか部屋とかワークスペースとか、もはやそういうレベルじゃないですね。世界中を自分の島で行き来しながら仕事をする。いやいや、というより、こんな島購入できてしまったら、もうそれこそ働くなんて必要のない次元に足をつっこんでいることでしょう。

もし僕がこの島を手に入れたとしたら何に使うだろうな。ベンチャー企業を集めて「王様たちのバイキング」という漫画に出てくる坂井さんのビルみたいにする? うーん、それはt直しそう。とにかく、まだ1つも売れていないみたいなので、お金がありあまっている方、ぜひ、購入をご検討ください。

まとめ

そんなわけで、移動式オフィスという視点から、あれこれ記事をまとめてみました。将来的によりキャンピングカーや移動式ワークスペースがおしゃれになり、洗練され、色々な機能が付け加えられ、リモートワーカーが好んで購入するようになっていくのではないでしょうか。

実際に移動式オフィスにトライしたことはないので、その利便性はいかなるものか、そして実際どれほど自由になれるのか。まだまだ考察は必要そうですが、今後、リモートワークがすすんでいくにつれ、キャンピングカーや移動ワークスペースを考えていく人は、増えていくのではないでしょうか。

今、家さえ購入する必要がない、シェアで全てすんでしまうという時代。シェアの次に待ち受けている未来はどんな形なのでしょうか。そしてリモートオフィスという考え方は、どれだけ時代に求められていくのか。まだまだイノベーションの起こりうる業界なんだろうなぁと楽しみにしています。

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