自分の案へ必要以上に理解を求める必要なんてない。ただ成功して見せたらいい。

公開日 : 2016-01-05 / 最終更新日 : 2023-10-14

自分の案へ必要以上に理解を求める必要なんてない。ただ成功して見せたらいい。

何かを成し遂げるためには協力者が必要です。だから、人々はプレゼンをするわけですが、その案がなかなか理解されないことがあります。 理解されない理由は2つ。 本当に面白くない案だったのか、または、まだ人々の理解が追いついてい […]

著者: 上山 翔太

何かを成し遂げるためには協力者が必要です。だから、人々はプレゼンをするわけですが、その案がなかなか理解されないことがあります。

理解されない理由は2つ。

本当に面白くない案だったのか、または、まだ人々の理解が追いついていない、という場合です。前者の場合は再考する必要があるでしょうが、後者だと自分自身が信じきれる場合、理解されなくても成し遂げる価値はあります。

そもそも、理解されない意見や案に対して、ユーザーがついてくるのか、という話もありますが、そもそも人々は形として目の前に提示されなければ、それが便利だということにさえ、気付けないものです。

Facebookが出る前は、Facebookの便利さに気付けなかったことでしょう。パソコンが出る前は、パソコンの便利さに気付けなかったはずです。そして、現在進行形で未来の便利なものに私たちは気づいていないのです。

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ですが、ごく一部の人々が、もしかしたら便利なんじゃないかとアイディアを形にして提示してみせるからこそ、便利だと気づくわけです。もし、みんながみんな未来の便利なものに気付けたのであれば、もっとリッチな生活をしている人々が多くでも不思議ではないでしょう。

そして、万が一私たちが未来に存在する便利さに気付けたとして、それを紙面やら口頭やらで話をしたとして、どれだけの人が、その本当の価値に気づくことができるでしょうか。

もちろん、個人のプレゼンテーション能力や、人柄、信頼など、様々な要素があって、協力者が増えてくることもあるかもしれません。もし納得させられなければ、プレゼン能力のせいにされることもあるかもしれません。

ただ、実際の所、プレゼンで納得させるよりつくって見せた方が早いのです。言葉や資料で示すより、プロダクトです。本気で成し遂げたいのであれば、会社がダメなら個人でも、理解してくれる一部の人を巻き込んで、開発した方が早いでしょう。どちらにせよ、実際に見て価値を実感するまで、現実的にしっかりとその価値を理解した上で手を貸してくれる人々は、世界中探しても一部です。

ですが、形にしてしまえば、こちらのものです。その便利さを的確にイメージ出来るようになった瞬間から、人々はどんどんポジティブに、協力的になっていきます。

プレゼンだけでイメージさせることが出来ればいいのですが、本当の意味で理解してくれる人はごく少数でしょう。おそらく、事業のイノベーティブな可能性以外の何かにひかれている人が多いのではないでしょうか。

ただ、形にしてしまえばイメージ出来る人が一気に広がります。サービスを運用していくうちにさらに協力者も増えていきます。いずれは世界をリードするようなサービスとして進化していくかもしれません。便利さをイメージさせることが出来るのも、形にするからです。アイディアだけだと、その説得力もごく一部の人に伝わる、にとどまります。

ですから、どんどん形にしていくことが大切です。アイディアを話て、理解されなかったらそれでいいのです。協力的でない人がたくさんいたって、それはそれでOKなのです。であれば、分かってくれた一部の人達とともに、具体的に皆が便利さをイメージ出来るところまで、サービスとして確立させていきましょう。そして、運用をはじめ、ちょっとずつファンを増やしていきましょう。小さな積み重ねはいずれ、時を経て、沢山の人に理解されるようになっているはずです。

新しい便利なものは、理解されないのが普通です。だからこそ、どんどん形にして、まわりが気づいた時には追いつけないくらいまで形にしていけばいいのです。そして、いざ周りがやっておけばよかった、と後悔し始めたくらいに、また新しい次の便利さを追い求めていけば良いでしょう。次はきっと、簡単なプレゼンでも乗ってくる人がたくさん増えてくるはずです。

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