ウェブで販売する時の鉄則!「育成と検索の攻略」が鍵になる。

公開日 : 2016-11-02 / 最終更新日 : 2023-11-07

ウェブで販売する時の鉄則!「育成と検索の攻略」が鍵になる。

ウェブで商品を販売するときに「育成」と「検索」というワードは、非常に重要な意味を持ちます。というより、むしろ、現状ではこれら2つを制すことが出来なければ、商品を爆発的に売ることはできません。 まず、育成は見込み顧客の育成 […]

著者: 上山 翔太

ウェブで商品を販売するときに「育成」と「検索」というワードは、非常に重要な意味を持ちます。というより、むしろ、現状ではこれら2つを制すことが出来なければ、商品を爆発的に売ることはできません。

まず、育成は見込み顧客の育成についてです。誰もがみんな、必ずしもみなさんの商品を「すぐ」欲しいというわけではありません。「なんとなく気になる」程度の人も、たくさんいるわけです。なんとなく気になっている人々のことを、見込み顧客、なんて呼んだりしますね。

そんな時、どうやって見込み顧客の方に商品を買ってもらえば良いのでしょうか。最初は少しの興味程度でも、見込み顧客を、今すぐ欲しい!と言ってくれるような顧客に変えていく必要があるのです。そこで「育成」というワードが出てきます。

では「検索」とは何でしょうか。検索とは、GoogleやYahoo!などで検索することです。商品が欲しいと思った時、みなさんはSNSやホームページを使って商品を探すかと思います。今であれば、SNSが多くなってきましたね。

ただ、今の購買行動を分析すると、最近になって、SNSで見た商品やサービスを、検索エンジンで調べ、ホームページから購入するというケースが増えているようです。だからこそ、GoogleやYahoo!などで検索したとき、すぐに上位に表示されるようなら、それだけで膨大なアクセス数を獲得できます。他の媒体や広告とは比べ物にならない、遥かに安定的で大きなアクセス数です。

だからこそ「検索」を攻略し、調べたらすぐに上位表示されるようにしていく必要があるのです。

今回は「見込み顧客の育成」と「検索」という、2つのワードに意味と価値について掘り下げていきます。ウェブで商品を販売する際に、避けては通れない道ですので、しっかり身体と頭にインプットしておきましょう。

「育成」をどうやって攻略していくか。

基本的に育成をするには「記事」や「動画」「音声」などを定期的に提供できる環境が必要です。それらのコンテンツを定期的に提供していくことにより、徐々に見込み顧客は商品やサービスに対する理解度や必要性を認識していくことになります。

見込み顧客は、どんなにすぐれた商品やサービスが目の前にあったとしても、それが果たして自分にとって必要なのかを認識していません。

みなさんも、新しい業界や分野で何かを取り組む時は、何が正しくて、何が間違っているのかなんてわからなかった体験がないでしょうか。基本的に誰だってそうです。だって、まだ知識のインプットが足りず、判断基準が無いわけですから。

だからこそ、何が正しくて何が優れているのかを判断させるためには、素晴らしいものを素晴らしいと感じることのできる事前知識が必要になってくるのです。もし、知識があって、実際に自分にこのサービスや商品が必要なものだ! と理解できれば、購入しますよね。当然です。

まず、定期的にコンテンツを配信できる場所に、見込み顧客を集めましょう。InstagramやX(旧Twitter)、できれば、これから売ろうとしている業界の顧客がたくさんいるプラットフォームがいいですね。かつ、こちらから継続的に情報を配信できる環境であれば良いのです。もし事前に期待値が高ければ、化石媒体とさえ評されるメールだって読む人はいるでしょう。

見込み顧客を集めたら、継続的に情報を配信し、提供していきます。知識をインプットしてもらい、自分たちのサービスがいかに優れたものか、見込み顧客にとって必要なものかを理解してもらいます。その後なら、顧客にも購入したいとう欲求が生まれます。もちろん、これで購入まで行き着けるのは値段相応の良い商品・サービスというのが最低条件です。

検索をどうやって攻略していくか。

基本的に検索を攻略できるのは「検索ワード」と「記事内容」です。本当に良い記事を、適切な検索ワードで上位に表示できるように意識して書く必要があります。

コンテンツの内容は、充実していればいるだけ損はありません。その記事にあったテーマを徹底的に、他のどんなコンテンツにも負けないくらいに書き込んでください。

ここで1つ忘れてはいけないのが、検索ワードを使って書くということです。検索で記事にたどり着く方は、もちろん何かしらのキーワードを検索エンジンに入力してたどり着きます。検索ワードが、顧客と記事をつなぎ合わせる糸なのです。

記事に不自然な感じが出ないように、自然な形で検索ワードを記事内にしこみ、顧客が記事を見つけられるようにしてあげてください。Googleも検索ワードと内容をちゃんと見て、それが充実していてかつ検索ワードも適切であれば、上位表示を検討してくれます。

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もちろん、上位表示のポイントは検索ワードだけではありません。他にもたくさん判断基準はあるのですが、とにかく「内容」と「検索ワード」を意識して記事を書き続けてください。

権威性と情報の新鮮さ

もう2つ、重要なことがあります。権威性と情報の新鮮さです。

まず権威性とは、信頼できる人なのかどうかということです。例えば大学の教授や医者が書いた記事は、それだけでSEOに強いです。専門的な知識を持っているとGoogleにも見なされるからですね。弁護士、税理士、薬剤師。そうした肩書のある人は権威性がありますので、上位表示されやすくなります。普段から信頼される活動をし、実績を出して行ったり、信頼できる人に記事を監修してもらったりするなど、直接的な活動も重要になるかもしれません。

そして情報の新鮮さとは、文字通り、その情報が古くないことです。例えば10年前に書いた記事の情報が、今も同じであるとは限りません。特に技術であればどんどん進化していくので、10年前のセオリーと今のセオリーは異なります。文化やファッションも、どんどん移り変わっていくので、数年前に書いた記事が古い情報であることはざらです。

こうした古い情報をGoogleは評価し続けません。もう古い情報だなと判断すれば、すぐ順位が落とされてしまうでしょう。だからこそ、常に記事を更新し続け、情報の新鮮さ、鮮度を保つ必要があるのです。今の時代の情報でなければなりません。

この2つは特に現代のSEOにとって、重要なことだとされています。

とにかくたくさん書こう

あと、記事はとにかく書かなければ意味がありません。1記事でも優秀な記事が、良い検索ワードで上位に表示されれば、もちろん、アクセスは倍増します。その1記事だけで、サイトのアクセス数のほとんどを締めてしまうこともあるほどです。

ただ、その1記事を生み出すためには、とにかく書き続けなければならないのです。どんな記事を書いたらアクセスが集まったのか、どんな内容であればみんなに読まれるのか。徹底的に分析するためにも、そもそもの母数が必要になります。

なお、1記事の文字量は大体2,000文字〜3,000文字あったほうが良いでしょう。なかなか大変ですが、地道に記事の作成を続け、そして分析していくことで徐々に自分自身で結果を出せるようになってきます。

上表示されれば、広告費をかけることなく、今すぐに商品やサービスが欲しい顧客が向こうから来てくれます。東京のど真ん中で店を出展するようなもので、ふらっと立ち寄ってくれるわけです。そこに、自分が求めていたものがあれば、それは購入しますよね。

まとめ

「育成」そして「検索」の意味、みなさんなんとなく把握できましたでしょうか。現在のウェブマーケティングは、この2つの攻略なしには、なかなか成功しません。

もちろん、費用をかければ別です。お金をかけて広告をどんどん出していけば、それは成功する確立はあがります。ただ、広告をかけられなくなったら、一気にその売上は消滅です。それだと、なかなかしんどい戦いが続いてしまいます。なるべくなら費用なく集客の窓口が欲しいですよね。

また、検索ワードが的確で、GoogleやYahoo!で上位表示出来たとしても「育成」の場もつくり続けていく必要があります。せっかくお店まで来てもらえたからと言って、その顧客が購入するだけの知識や経験をもっているとは限りません。その大半が当然、見込み顧客ですので、しっかりと育成できる体制を作っておくことも大事なのです。

検索ワードで上位に表示させること。そして、育成の場所をつくり、徐々に見込み顧客がしっかりと商品の価値と必要性を理解できるまで、情報提供をしていくこと。この2つのステップを完璧に作り上げることで、商品やサービスを売る体制ができあがります。

なかなか大変な道のりです。これは、積み重ねが必要なことです。ですが、積み重ねていけば、いつかは軌道にのることの出来る確かな継続です。根気よく続け、商品やサービスを自由に売れるように頑張っていきましょう。

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