何を持って人生の成功と言うのか、という話もあります。

が、ここで「成功」を定義するならば、経済的に自由になること ( よく聞くやつw ) をテーマとしてあげていきたいと思います。

さて、経済的に、金銭的に成功した人は、一体何をもって人生の成功に行き着いたのでしょうか。

日々、どうにかして、人生の成功に行き着きたいと考えている人は、山ほどいます。

なのに、その内のほんの一部しか人生の成功に行き着くことが出来ないのは、一体なぜでしょうか。

人生の成功は、運や気まぐれではありません。

中にはそういう、たまたま運で成功を掴み取った人も、たしかにいるでしょう。

しかし、大半の人は自分の力で、人生の成功を掴み取っていきます。

では、この力というのは、一体どんな力なのでしょうか。

人が人生の成功を勝ち取ることの出来る理由は、大きくわけて2つあります。

1つめは、資産として積み重ねられる働き方をすること。

僕は正直、この話を小学校や中学校、これまでの教育課程の中で誰も教えてくれないから、貯蓄ゼロ、日々食べていくことに精一杯、という人が増えてるんじゃないかと思ってます。

質は、世の中の働く行為には、価値になるものと価値にならない働き方が存在します。

1つは、ただただ働くこと。

特に自分にスキルがつくわけでもなく、何か目に見えるかたちで残るわけでもなく、ただただ会社に言われた仕事をこなしていくことです。

確かに、日々生きるためのお金は手に入ることでしょう。

ところが、この方法で稼ぐということは、会社から一度離れてしまったら、またゼロに戻ってしまうということです。

他の会社に写ったら、明確に証明できるスキルもなく、これだと伝えることの出来る実績もなく、ただ前職で「こういう仕事をしていました」という話をするしかない状況になります。

給料も、もしかしたら下がるかもしれませんし、それ以前に、高い給料をもらうだけの能力を自分が有していないために、もらう術すらありません。

仕事的にも、積み上げて作ってきたものは全て会社にとられてしまっているために、まったく後に残るものが何もない状態です。

一方で、やればやるほど後に積み重なっていく働き方もあります。

それが、資産性のある働き方です。

例えば、僕が最初に手に入れたウェブデザインのスキルは、会社に依存することなく使えます。

自分が習得し、極めれば極めるほど、社会全体にとって求められる存在になっていくわけです。

つまり、会社関係なく、やればやるほど「積み上がっていく」のです。

しかも、これまでの実績という話で、明確に自分の実力を証明できます。

ところが、もし前述したように、ただただ何のスキルを積み上げることもなく、会社の仕事を処理しているだけだったらどうなるでしょうか。

これも前述したとおり、会社から出てしまったら、全て終わりなのです。

もしくは、ある程度評価されたとしても、高い給料を貰えるほど評価されるわけではありません。

ようするに「積み上がっていない」わけです。

スキルじゃなくてもそうです。

例えば、ブログも資産性があります。

継続すれば継続するほどに、記事や過去に書いたことが積み上がり、そして消えることはほとんどありません。

そこに収益化の仕組みを入れ込むことが出来れば、ひたすら収益化出来る構造が拡大していくだけです。

会社や誰かの意思、誰かの決断によって、全てがゼロに戻ってしまうことは、ほとんどありません。

ブログを続けるということも「積み上がっていく」ものです。

不動産や株もそうです。

もちろん狙いが悪ければ、むしろ損をしてしまいますが、今後価値があがると確信できるのであれば、一度買ったものは、そのまま積み上がるどころか、何倍も新しい収益を生み出してくれます。

不動産や株式もやればやるほど「積み上がっていく」ものです。

そして、人生で成功している人というのは確実に「積み上がっていく」ものだけに時間もお金も投資しています。

積み上がっていかないものに、普通の人たちが時間を使っている中で、どんどん積み上がるどころか増えていくものに対して、時間とお金を投資する。

だから、人生においての成功、経済的な自由を獲得できるのです。

まず、人生で成功したいと思ったら、考え方を変えて、積み上がっていくものに対していくつか目星をつけ、働き方を変えていくことが大切です。

2つめは、とにかく継続すること。諦めないこと。

人生で成功した人というのは、実は、何かを盲目的に信じぬいています。

それは「ここに自分の時間を費やすべき」とか「この領域で徹底的にやり抜く」とか、自分の時間の使い所を、しっかりと1つのことに対して費やしているのです。

1万時間の法則、というものがあります。

何事も、成功するまでには1万時間かかるという法則です。

例えばこれから、みなさんがブログを始めようと考えて、1万時間、徹底的にブログのことだけ考えて、日々試行錯誤して書き続けたのなら、ブログだけで生きていける確立が大きく高まります。

もし人生を成功させたいと考えるのであれば、徹底的にこれで稼ぐ、ということに対して時間を費やさなければなりません。

ある意味で「石の上にも3年」はあたっています。

ただ、ここで勘違いしてほしくないことが、同じ仕事を3年続けましょう、ということじゃないということです。

先ほども言ったとおり、資産性のあるものに対して、1万時間を費やさなければならないのです。

決して、職場で働くとか、一生懸命会社に行くとか、そういうことではありまん。

自分が動けば動くほど積み重なっていくもの。

継続すればするほど、実際に、目に見える形として、収益があがっていくものに対して、時間をかける必要があるのです。

だから、人生で成功に近づけるのです。

人生の成功とは、資産性のあるものを積み重ねた量です。

自分に特殊なスキルが身に付いて、そのスキルで一生食べていける、もしくは大きく稼げるのであれば、それも1つの資産と呼べるでしょう。

ただ、特に何のスキルも見につくことがなく、延々と会社にいわれるがままに仕事をするようでは、いくら1万時間そこに費やしたところで、人生の成功には結びつきません。

目に見える形、あきらかな形で積み上がっていくものであれば、時間をかければかけただけ、人生における成功が、それこそ目に見える形で近づいてくることが分かるでしょう。

無闇に時間をかけるのではなく、前述した資産性のある働き方に対して1万時間を投資する意識が必要です。

まとめ

小さくても積み上げていくことを、日本は全体的にざっくり捉えすぎている気がしています。

子供のころから、僕たちは、継続が大切だであったりとか、積み重ねが大事だ、ということを言って聞かされています。

ところが、なぜ諦めてはいけないのか、なぜ継続しなければいけないのか、そのゴールを教育において、誰も教えてくれないわけです。

ただ漠然と、諦めるなとか、継続すればいつか報われるとか、話をします。

だから人生における成功を掴み取れずに終わるのです。

もちろん冒頭にもお話したとおり、何を持って人生の成功とするかは置いといて、経済的な不安の解消をイコール人生の成功とした場合ですが。

もし、漠然と継続を促すのではなく「将来的に積み重ねていけば、こんなに大きな価値になって自由になれる」ということを、しっかりと頭に焼き付けてくれるような「継続」を教えてもらえるのであれば、今、日本で貯蓄ゼロの人なんかいないはずなのです。

皆、人生を成功させるパスポートを手に入れることができます。

働きながらでも、自分で資産性のある何かを積み重ねていって、会社以外における収入の入り口を自分で作っていくことが出来るはずなのです。

人生は長いですから。

5年も積み重ねれば、皆資産性のある何かを持って悠々自適に暮らすことが出来ているはずです。

結果、人生の成功につながっていきます。

確かに積み重ねが大事だし、継続が大事なのですが、なぜか「根性論」とか「頑張り抜く心」みたいな意味の分からないもやっとした理想に着地してまう。

だから、結果的に「継続」とか「積み重ね」の意味も価値も分からず、社会に出ても使えないわけです。

もっとも、教える側も、実際に続けることの価値や継続の価値を、認識せずに教えてしまっているケースがほとんどなんでしょうけれども。

というわけで、僕はこの2つ「資産性のあるものに時間を投資する」「投資する時間は最低1万時間」を軸と決め、徹底的にやり抜くことが、人生の成功に直結するものだと確信しています。

それが、経済的に人生を成功に導く為の糸口になることは、間違いありません。