ここ数年、どうやったら日本で仕事つくったり起業したりする人の人口を増やせるかなと考えていて。
しかも、ちゃんと問題解決や、社会的に価値を産み落とせるタイプの起業家さんを増やせないかなと。
フィリピンに留学プログラム作ってみたり、日本で学校作ってみたりしたけど、根本的な解決にはなっていない気がしてた。
確かに、たくさんの人に起業や事業を立ち上げることについて、マインドを伝えたり、術を伝えらえたりできたのはよかった。
でも、根本的に変えていくためには、もっとゼロベースの思考や考え方に寄り添う必要があるし、もっと踏み出して、成功する人とそうでない人の間に、何があるのかを考える必要がある。
人間が千差万別であるように、それぞれの考え方や知識の幅、経験の幅は誰もが違う。
誰かがすんなり理解できることも、他の誰かは理解できないこともある。
だったら、誰もが理解できるように起業や仕事づくりに優しく落とし込まなければならない。
最近気がついたのは「仕事を作りたい」と考えている人にとって、有益な情報がすぐ目の前に落ちているのに、その人が気付けなかったり、理解が及ばなかったりすることだ。
だから、単純に、情報があるよと提示したってダメだ。
思い切って行動を促すことにも、価値が理解できなければ、そこに時間もお金も投資する気がおきるはずもない。
理解できる範囲から、情報も体験も作り上げていく必要がある。
たとえばインターネット上の記事にしたってそう。
今、世の中にある説明や情報は、筆者の想像している範囲の「わかりやすさ」で書かれたものだ。
それでは、全然足りない。
むしろ、プロが想像する範囲でのわかりやすさなんて、専門用語すぎて、わけがわからないレベルだ。
誰もが理解して、誰もが価値を感じられるような形で届けなければ、根本的な解決にはならない。
それを踏まえた上で、できている人と、できていない人の間に隔たる、3つの差を取り払う必要がある。
1つは「情報格差」と呼ばれる知識の差。
知っているか知らないかが、一歩の踏み出し方を間違えさせる要因になる。
2つめが「体験格差」と呼ばれる経験の差。
人は実際に何を体験し誰と話をし、どんな人生を送ってきたかによって、その判断基準が磨かれる。
3つめが「現実格差」と勝手に呼んでいる、体験格差と情報格差を埋めた先にある今。
体験と情報を組み合わせ、より狡猾な判断をできるようになり、そこから行動してつけた足跡と積み上げる現実。
この3つの格差を順に埋めていくための、もっとシステム化された何かが必要になる。
それは、学校や留学制度のように、大きな金額を払ってプロジフェッショナルを生み出す「前」の段階にあたるものだ。
誰もが無料、もしくは格安で支えて、体験と情報、そして現実の差を埋めるところまで行きついて、始めて学校や何かしらの技術を習得するという段階に移ったほうがいいだろう。
でなければ、おかしな方向に道を踏み外したり、詐欺にあったり、間違いをおかして無駄な遠回りをする羽目になる。
まずはこの3つの解決と攻略、ここに必ずヒントになるものがあるはずだ。
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