どんなことをすればいい? 身の回りから始めるイベント企画。

公開日 : 2016-12-11 / 最終更新日 : 2023-11-12

どんなことをすればいい? 身の回りから始めるイベント企画。

何かイベントを開催すると、人は100人や200人といったように、たくさんの人を集めようとします。 ただ、いきなり何も無い状態で100人を越えるイベントをするのは早計です。 大きな会場も借りなければなりませんし、イベントの […]

著者: 上山 翔太

何かイベントを開催すると、人は100人や200人といったように、たくさんの人を集めようとします。

ただ、いきなり何も無い状態で100人を越えるイベントをするのは早計です。

大きな会場も借りなければなりませんし、イベントの内容よりも、どうやって集客をするか、という労力に目を向け無ければなりません。

つまり、イベントそのものの内容は薄く、結果的にただただ人が集まって終わった、という企画になってしまい兼ねないのです。

そうなると、話題になりにくいばかりか、次からイベントをする時も、同じようにまた大きな労力をかけなければ人が集まらないことになってしまいます。

だからこそ、最初は労力をかけることなく、小さくはじめ、集客ではなく企画に労力をかけることで、より、中身があり、魅力のあるイベントを開催することができます。

そして、何度も小さなパーティーを開催し、コミュニティとして人数が増えてきたら、大きく開催すればいいのです。

まずは小さくコミュニティをつくり、徐々に大きくすること。この流れを忘れないでおいてください。

では、小さなイベントとはどういったものか?

小さなイベント、と言ったところで、どうすればいいのか、とイメージがわかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

集客規模としては、3人〜10人程度の内容です。

ただし、テーマは1つ魅力あるものを添えましょう。人数が多くても少なくても、軸となるテーマをぶらしてはいけません。

1つ、魅力的なテーマを添えた上で、イベントの質自体をあげ、小さく開催することを心がけます。

では、どういったイベントが少人数で開催しやすいのか見ていきましょう。

自分の家を使ったホームパーティーの開催。

自分の家や部屋に人を招けば、会場を別途借りる必要も無くてすみます。自由度も高いですし、それほど多い人数でなくても、充分楽しむことができます。

また、食事なども持ち寄りにすれば、さらにコストが少なくてすむことでしょう。

会場を借りる時と違って時間制限も特にないので、気持ち的にもリラックスして、企画を実施することができます。

勉強会や合宿。

何か知識をシェアする、共有するといった内容で、カフェ、自分の家、その他ロケーションを設定して勉強会を開いてみましょう。

単純にホームパーティーであれば、なかなかお金を取ることも難しいでしょうが、例えば自分自身が何か知識を持っていた場合、マネタイズも可能です。

小規模のセミナーも兼ねた勉強会にすれば、皆の興味も高めることができるでしょう。

合宿は、複数人集めて、旅行の要素も兼ねた内容になります。

温泉や行ってみたいホテルなど、ロケーションを決めて、勉強や仕事をしながら知識的にも充実するような内容にしてみましょう。

特に温泉は、勉強の合間に疲れたら温泉に入る、といったことも可能になるので、なかなか充実します。

勉強の合間に、面白そうなところに遊びに行っても良いですね。

朝活、ランチ会、肉会。

食事をテーマとした内容は、馴染みやすいのではないでしょうか。

朝活、ランチ会、肉会などは、万人が興味を持つ内容であり、特に料理が美味しい、もしくはロケーションがいいものであれば、特に優秀なコンセプトが無くても足を運びたくなることもあります。

大きめのイベントでは人を集めるために、有名なゲストを呼んだりもしますが、食やロケーションが使えるテーマは食そのものが客寄せパンダをやってくれます。

また、それぞれ社会人が参加し易い時間帯の開催であり、朝活は仕事に行く前に、ランチ会はお昼時に、肉会は夜に、それぞれ隙間時間に足を運びやすいわけです。

これら3つのイベントは、もっとも参加し易いジャンルのイベントと言っても過言ではありません。

イベントを始めたばかりの人は、ぜひ、活用してみてください。

イベントにみんなで遊びに行くこともイベント。

もし、場所や企画そのものに割く時間が無いようであれば、みんなで面白いイベントを探して遊びに行きましょう。

結局、イベントをする目的としては、コミュニティを作り出すことです。

たくさんの人と出会い、繋がり、たくさんの人と人を結びつけ、人と人との密接な繋がりを作り上げて行くことが重要です。

コミュニティ作りが達成できるのであれば、それは「遊びに行く」ということも、1つのイベントとして成り立ちます。

また、他のイベントに行くことは、新しい出会いや、将来自分たちのコミュニティに繋がる人々を見つけるための場所でもあります。

何か、面白く、センスの良いイベントを見つけ出して、みんなで遊びに行ってみましょう。

スノーボードやサーフィンなど、スポーツを通じた旅行。

よく学生時代は企画してましたね。スノーボードやサーフィン。

最近は体力が無くなってきてしまって、めっきり足を運ばなくなってしまいましたけどね。笑

もし周りがスノーボードやサーフィンのように、スポーツという趣味で繋がれる人がいるのであれば、こういった企画をしてみることも、立派なイベントの1つです。

特に趣味やスポーツで繋がれるのであれば、それこそ趣味のあうもの同士でしょうし、いざ結束して何かしようとなったときも、強いパフォーマンスを発揮することでしょう。

それに、泊まりがけで行くということも、全然ありえるイベントです。

同じ釜の飯を食べ、それぞれについて語り明かすことで、より仲間同士の繋がりも深まってくるのではないでしょうか。

まとめ

他にも、小さなイベントの在り方は、たくさんあります。

リストアップし始めると、細かいものまで含めたらきりがありません。

このように、小さなイベントとなるネタそのものは、膨大に落ちています。

ただ、どのイベントであれ、楽しくてまた来たくなる、もっと参加していたくなるようなクオリティと楽しさが必要になってきます。

一度行って、たいしたことなかった、あまり楽しくなかった、ということであれば、いくら1度に人を集めたところで意味がありません。

そのイベントやコミュニティ、特に主催の人間性や周囲に集まる人、そこから連鎖的に生まれていく人の繋がりを好きになってもらえれば、いかなる形であれ参加してくれる人は増えていくことでしょう。

小さなイベントを積み重ね、徐々に輪を広げていくこと。

あまり大きく始めすぎず、小さな輪を「楽しい」と理由を軸に拡大させていくこと。

この欲張りすぎず積み重ねていくという意識を大切にして、徐々にコミュニティを拡大していくことに注力してみましょう。

その先に、数百人、数千人単位のイベントは存在するのです。

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