結果を出す人は、結局、考え方や話す方向性はみんな似ています。
何か人生で大きな進化を成し遂げたいとき。結果を出さなければいけないとき。
人は「知っている人に聞いた方が早い」と言って、誰かに教えてもらおうとしますよね。
望めば望んだだけ「知っている人」は、たくさんの秘訣を教えてくれます。
こうするといいだとか、自分はこうやって結果を出したという経験、考え方や具体的な方法に至るまで、レクチャーしていくれるはずです。
ただ「知っている人」が口にする内容や、考え方は、ほとんど本質は同じなのです。
たくさんの人に話を聞いて「それって別の人も言ってたなぁ」とか「よく聞くなぁ」なんて感じたことはありませんか?
なぜなら、結果の出し方を方法論としてまとめた時に、そんなに膨大な数の道が用意されている「わけではない」からです。
基本的な方法や考え方は全て一緒で、後は、知識や経験、そして思考力を総動員して、どこまで自分自身で「試行錯誤」できるかです。
基本的な方法以降の「試行錯誤」に関しては、本当に試行錯誤であって、状況を分析し、臨機応変に手段を変えて行く必要があります。
「こういうときはこうすればいい」といったフレームワークが、なかなか通用しない領域だったりします。
考え方や自分の思考する能力そのものが、活かされてくるのです。
これまでは「方法論」が重要視されてきた段階から「考え方」に、使うべきツールが変化してくるんですね。
考え方というツールにおいて、こういうときはこうすべき、という考え方が、無いわけではありません。
むしろ、ロジカルシンキングやデザインシンキングのように、フレームワークとしてしっかり存在しています。
ただ、いきなり考え方を使いこなそうとしても難しく、練習が必要になるのです。
たくさん経験して、問題を解決していく間に、脳や思考力が鍛えられ「こういうときはこう考えるべきだ」という方法が、徐々に習得出来ていくのです。
スポーツと一緒です。練習すればするほど、身に付いてきます。
では、どうやって考え方や試行錯誤する力を身につけていくのでしょうか。
考え方を使いこなすのは、コンサルタントやメンターといった役割を担う人間です。
( メンターとは師匠のようなもので、先生よりももっと自分に付き添ってくれる人です。スターウォーズのマスターみたいな。)
もう、考え方を使いこなしている人と一緒に仕事し、指摘してもらいながら、実践していくこと。
これこそが、自分自身の思考力を身につける早い方法です。
コンサルタントやメンターを置いて仕事をするメリットは、方法論や道筋を照らしてもらうことが基本です。
考え方が出来ている人が一緒になって試行錯誤することで、問題を早期に解決できるわけですね。
しかし、同時に、コンサルタントの考え方や思考力を手に入れることにも繋がっていきます。
考え方が出来ている人と、日々一緒に仕事をしていれば、その考え方が移ってくるのは、当然と言えば当然ですよね。
ただ、やはり優秀なコンサルタントやメンター、双方において、思考する力の差はあれど、本質的にはやはり同じなのです。
似た思考回路や考え方を持っていて、話していることも一緒だったりします。
結局、結果を出している人であれば、誰について行ったところで、基本的に結果の出る方法を教えてもらえるわけですね。
ところが、それでも人と人は差がつきます。
結果が出る人と出ない人にわかれます。
なぜ、人によって結果の違いが出てしまうのでしょう。
そこには、明確かつ大きな理由があります。
それは「信じてしっかり実行し続けられるか」です。
人は方法を知っている人に教わった時、教わったことを実行しようとします。
ただ、すぐに結果が出なかったりすると、徐々に諦めていき、頑張ることさえ停止させてしまうのです。
そして「あの人の元では結果が出なかった」と勝手に不満を持ち、別の「知っている人」の元へ向かいます。
別の知っている人も、少し違うアプローチにはなりますが、基本的には同じことを話ます。
ただ、またすぐに結果が出なかったりすると、諦めて、また別のところに足を運びます。
結果的に「嘘つきばっかりだ」とつぶやき、理想を手に入れられないまま燻り続けるわけです。
でも、だからと行って僕は「みんな頑張ってない」「もっと粘れ」なんて言うつもりはありません。
問題なのは、頑張る以前にメンターの「選び方」が間違っていることを言いたいのです。
継続して頑張れることには理由があります。
「発言に感銘をうけた」「この人なら信じられる」「ビジョンに惚れた」など、その人の何かが、心に何か刺さったか。
または、一日中一緒にいても気を使うこともなく、楽しく前向きにいられる、といった人と組む場合、人はなぜだか頑張れるのです。
一緒にいることが楽しいであったり、尊敬や信頼であったり、心に何か刺さった相手と一緒に歩むと、人は頑張れるんですね。
行きすぎるとややこしいことになったりしますが「憧れる」という心酔に近い部分もそうかもしれません。
とにかくメンターに聞きに行く場合「人間的に合う人を選びましょう」ということなのです。
結局、結果を出している人や、コンサルタント、メンター、師となる人は、みんな似た思考をもっています。
本質的には同じことを言っていますが、少しだけ異なるアプローチで教えてくれるだけなのです。
だとすれば、一体、何がメンターを選ぶ判断基準になるのでしょうか。
一言で言うと「人間」です。
その人の「人間としての魅力」が、自分に合うかどうかなのです。
実力や結果だけでメンターを判断しても、自分は結果を残せないことがあります。
会社に置き換えると「実績」で採用したものの、人間性や環境があわずに辞めて行く社員にも似ています。
採用担当が「実力だけで判断して」ミスマッチを起こすケースに似ています。
人は、人間性や学ぶ場所、環境、相性、それらを総合的に判断して「もっといたい」と思う場所で動くべきなのです。
自分の本当の実力を引き出してくれるのは、実績だけに止まらず、人間として合うか、一緒に頑張れそうか、尊敬できそうか、ということも大事になってきます。
もう一度言いますが、結果を出せる人の考え方やあり方に、大きな違いはありません。
あとは、人や環境が自分にあうかを、徹底的に見定めましょう。
自分が合う場所で、しっかりと成功者の考え方を学べば、自分もまた結果を出すことができるはずです。
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