自分が何を発信しても、あまり人に気にされない。
活動や行動を始めたり、意見を言ったりしても、なかなか注目されない。
例えば、自分ではいいことを発信しているつもりなのに、まったく反応がなかったり。
そんな経験をお持ちの方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
というより、ほとんどの人が、経験されているかもしれませんね。
もちろん、僕もそうでした。
自分が何か「これだ」と思ったことに、まったく反応がなかったりすると、辛いですよね。
疎外感や、自分の力不足に、心までどんよりしていまいます。
何より、マーケティング上、不利なのは間違いありません。
でも、中には発信すると、たくさんの人がついてくる人、も存在するんですね。
クラスの人気者や、たくさんの人から慕われるリーダー。
中心人物となって、周りをひっぱっていく人は、どこにでもいます。
発信するとみんなが興味を持っている人と、そうでない人。
双方の間には、一体、どんな差が隠されているのでしょうか。
結果、ある程度「これだ!」という内容が見つかったので、シェアします。
「可愛いは最強なんです!」 という某ドラマのセリフが聞こえてきそうですが。笑
別に、女子だけが可愛げを出せるわけではなく、男子も可愛げはあります。
というより、姿形の可愛いではないのだから当然ですが。
誰かを巻き込む力に長けた人って、どんな人だと思いますか?
能力の高い人? 姿形が格好いい人や綺麗な人? リーダーシップの強い人?
もちろん、姿形や能力は人を巻き込むことに役立ちます。
そして、リーダーシップを発揮して、ぐいぐい人を引っ張っていく力も大切です。
でも、引っ張っているだけでは、みんな気疲れしてしまうことでしょう。
姿形の綺麗さや格好よさも、いずれは慣れてしまいます。
そんな中で、唯一、延々と誰かを引き寄せ続けるのは「可愛げ」なんです。
可愛げの法則、とでも呼びましょうか。笑
ただ、可愛げと言われても、一体何が可愛げになるのか、ピンと来ない方がほとんどですよね。
可愛げとは何かについてなのですが、いくつか、ポイントを箇条書きしていきます。
自分自身にどれだけ当てはまっているか、確認してみてください。
まだまだ考えると出てきますが、可愛げがある、と言われる人は、主にこんな性質を持っています。
ただ、最も重要なポイントに絞ってまとめると、2つのことが言えます。
一番大事なのは、必死に目標に向かって頑張っていることです。
必死に頑張っている人を見ると、人はその人を助けてあげたくなるものです。
また、誠実に、真剣に人の話に耳を傾けられる人は、助けてあげたくなります。
何か協力してあげたくなるものです。
そして、上記の2つに加えて、出来れば持っていて欲しいのが、人付き合いの部分。
これはなかなかコミュニケーションが苦手な人にとっては難しいことでしょう。
しかし、コミュニケーションが苦手なら苦手なりに、何かに必死に打ち込んでいれば、その弱さが可愛げに映ったりします。
人前でうまく話せない人でも「こんなこと頑張ってます」という何かがあれば、うまく話せないことも可愛げになったりします。
もちろん、話す相手やシチュエーションにもよりますが、不器用さも武器であると考えましょう。
人付き合いが苦手な人が、どうやって人を巻き込んでいくかについては「まとめ」で後述しますね。
とにかく、意識して欲しいのは、格好よさや綺麗さではなく「可愛げ」です。
まだまだ考えれば「可愛げ」のあり方ってたくさんあると思うんですね。
ただ、まずは、上記の項目を頭に置いてみましょう。
可愛げの中でも最前提として君臨するのが、これです。
一生懸命であること。何かに対してひたむきに取り組んでいること。
必死に頑張っていても、最初は見向きもされないかもしれません。
結果も出なければ、相手にもされないかもしれません。
でも、不思議なことに、人って頑張って一生懸命何かを達成しようとすると、自動的に応援する人が現れるんですね。
自動的に現れる、という言葉には、僕もすごく実感あって、望まなくても、助けてくれる人が現れるのです。
例えば、イベントをやっていたときのことです。
何か、みんなと違うイベントをやりたい、面白いイベントがしたい、と考え、色々行動していました。
すると、次々に協力してくれる人が集まっていたんです。
結果的に、僕自身があまり意識してもいないのに、みるみるうちにチームになっていきました。
さらに、僕はいつ間にやらリーダーとなっていて、みんなをひっぱるようになっていたんですね。
当時、僕は「リーダーにはなりたくないなぁ」と思っていたので、しっかり仲間を導けずに終わってしまいましたが。。笑
たくさん優秀な人材が集まってくれていたので「あの時自分がしっかりしていれば、もっと面白いことできたのに」と今更ながら思ったりします。
30歳を過ぎた今でもそうです。
今、僕は「誰もが起業スキルを手にいれやすい社会」を目指して活動を続けています。
日々、たくさんの人にお会いし、起業の方法についてお伝えしていたら、たくさんの仲間が集まってきてくれました。
もう何度も体験していますが、一心不乱に何かを目指していれば、誰かが集まってきてくれる。
これは、人間の心理や原則として、当然のことなんですね。
中には、何かやりたいけれど、一人じゃ難しいとか、一人で始めるのは厳しい、と話をする方もいます。
そういう時こそ、一人から出来ることを、一生懸命やってみてください。
どんどん仕掛けて、たった一人でも、活動を進めてみてください。
すると、自然とたくさんの人が集まり、あなたを手助けしてくれるようになります。
それは、自分自身の影響力が身につくことであり、あなたを助けたいという「可愛げ」を深めることにもなるのです。
どこかで、一定の結果を出した日には、一気にあなたは本物の「巻き込む力」を手に入れることでしょう。
また、自分の意見や考え方、活動は、ブログやソーシャルネットワークを活用して、どんどん発信していきましょう。
継続的に自分の活動を伝えられる場があることが、そもそものファン作りにも繋がります。
一度、その人の活動や人間性に興味を持った人は、継続的にその人の情報を受け取るようになります。
自然と気になった人の情報は、チェックするようになるものです。
弱さって何? と疑問に思われる方も多いと思うのですが、ネガティブに捉えることはありません。
要するに「自然体で素直に生きていきましょう」ということなのです。
決して「ぶりっこしてください」みたいなことではないですよ。笑
人間、誰もが完璧超人ではありません。
誰だって、いくつか苦手な分野や、弱点を持っています。
自分の持っている弱点やできないことが、そのまま弱さになっていきます。
無理矢理に、完璧超人を振る舞うことなく、自然体でいればいいのです。
もちろん苦手な部分は克服できるなら、した方がよいでしょう。
ただ、人間は長所を伸ばした方が、より上手く行くことが多い生き物です。
苦手な部分をカバーしてくれる得意な人はいます。
苦手なことに奮闘している姿を見て、隣の誰かが手を差し伸べてくれるはずです。
それが「この人は助けてあげないと」と思わせる、きっかけでもあるのです。
ただ、最初から誰かにお願いしようと思わずに、自分でやってみることも重要です。
自分でやってみるからこそ、助けてあげたいと思ってくれた誰かが、助けに入ってくれるのです。
具体的には、飲み会や食事などで話しているとき「自分それ得意だから手伝うよ」と言ってくれるでしょう。
マネージメントの経験が豊富で、人に指示を出す人が得意な方は、自分でやる必要はありません。
すでに、誰かを巻き込み制御するスキルを持っているはずです。
もし、マネージメントの経験や、お願いの仕方がわからない場合、まずはやってみるとよいです。
自分でやるからこそ、出来る人に知り合うきっかけができます。
デザイナーを集めたければ、デザイナーとして活動してみればいいのです。
エンジニアを集めたければ、自分がエンジニアとして活動してみれば良いでしょう。
その分野に足を突っ込めば、情報が入るようになり、結果的に人に知り合うきっかけも作れます。
知り合うことができれば、あとはこっちのものです。
あとは、あなたがこれまでお話してきたよう在り方を持っていること。
そうすれば、あなたの弱さに気づいただれかが、きっと助けてくれるはずです。
弱さも人を巻き込むきっかけになるのです。
それが、助けてあげたくなる弱さ、の正体でもあります。
人を巻き込むことは、とても難しいように考えられています。
その本質はシンプルで「誰かにとってあなたが好かれるかどうか」というところにあります。
ただ、一言に好かれると言っても、あまりにも多様なので、今回はいくつかのポイントを提示しました。
最後に、コミュニケーションが苦手な方でもなんとかなる、という話をします。
ここまで読まれた方の中には「そもそも人付き合い苦手だし無理」と思われた方もいるのではないでしょうか。
確かに、最初に箇条書きをした項目も含め「コミュニケーション力」が重視される印象があります。
王道でコミュニケーションを取り、好かれることが出来れば一番スムーズであることは事実です。
ですが、人付き合いが苦手であっても、なんとかなることもあります。
僕自身も、王道のコミュニケーション能力で、なんとか出来るタイプではありませんでした。
人と関わることがものすごく苦手で、みんなとの話もどう進めていいのか、わからずにいました。
空気もまったく読めないし、好かれるというよりも、嫌がられるタイプだったと思います。
しかし、それでもなぜ、たくさんの人を集めることができたかと言えば「一生懸命」だったからです。
無我夢中でイベントをしましたし、何か面白いことを仕掛けることに必死でした。
むしろ、何か面白いことをやる以外のことは、目に入っていなかったんだと思います。
押さえつけられていた自己承認欲求が、面白いことをすることで主人公になれる、という裏もあったかもしれません。
とにかく、一生懸命、ひたすらに他の人と違うことをしようと意識し続けていました。
不思議なことに、そのコミュニケーション能力の至らなさが、当時の「助けてあげたい」を作り出したのです。
上手く人と会話ができない、コミュニケーションできない、でも一生懸命に面白いことをしようとしている。
そのあり方に、たくさんの人が、力を貸してくれたのだと思います。
証拠に、次第にコミュニケーション能力に長けてくると、人を集めづらくなりました。笑
とにかく、コミュニケーションが苦手だからこそ、一生懸命、必死に何かを達成しようとすることで、人を巻き込めるということなんです。
ただ、人と接点を持つことを恐れてはいけません。
誰かに好かれるには前提として、どんな形であれ人と接点を持つことが大切です。
インターネット越しかもしれないし、直接的なコミュニケーションかもしない。
それでも、誰かと関わっていこう、人と一緒に歩んでいこうという前向きな気持ちが、影響力を持つきっかけになるのです。
怖かったり、面倒臭かったりするかもしれませんが、とにかく踏み込んでみましょう。
そして、今回お話したようなあり方を元に、生きて見てください。
いつのまにか誰かを巻き込む能力が身についているはずです。
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