すぐに仲間も顧客も現れる!? 人を巻き込む「影響力」の作り方。

公開日 : 2017-03-23 / 最終更新日 : 2023-11-12

すぐに仲間も顧客も現れる!? 人を巻き込む「影響力」の作り方。

自分が何を発信しても、あまり人に気にされない。活動や行動を始めたり、意見を言ったりしても、なかなか注目されない。例えば、自分ではいいことを発信しているつもりなのに、まったく反応がなかったり。 そんな経験をお持ちの方は、多 […]

著者: 上山 翔太

自分が何を発信しても、あまり人に気にされない。
活動や行動を始めたり、意見を言ったりしても、なかなか注目されない。
例えば、自分ではいいことを発信しているつもりなのに、まったく反応がなかったり。

そんな経験をお持ちの方は、多くいらっしゃるのではないでしょうか。
というより、ほとんどの人が、経験されているかもしれませんね。
もちろん、僕もそうでした。

自分が何か「これだ」と思ったことに、まったく反応がなかったりすると、辛いですよね。
疎外感や、自分の力不足に、心までどんよりしていまいます。

何より、マーケティング上、不利なのは間違いありません。

でも、中には発信すると、たくさんの人がついてくる人、も存在するんですね。
クラスの人気者や、たくさんの人から慕われるリーダー。
中心人物となって、周りをひっぱっていく人は、どこにでもいます。

発信するとみんなが興味を持っている人と、そうでない人。
双方の間には、一体、どんな差が隠されているのでしょうか。

結果、ある程度「これだ!」という内容が見つかったので、シェアします。

格好いいでも綺麗でもなく「可愛げ」のある人が人を巻き込んでいく。

「可愛いは最強なんです!」 という某ドラマのセリフが聞こえてきそうですが。笑
別に、女子だけが可愛げを出せるわけではなく、男子も可愛げはあります。
というより、姿形の可愛いではないのだから当然ですが。

誰かを巻き込む力に長けた人って、どんな人だと思いますか?
能力の高い人? 姿形が格好いい人や綺麗な人? リーダーシップの強い人?
もちろん、姿形や能力は人を巻き込むことに役立ちます。
そして、リーダーシップを発揮して、ぐいぐい人を引っ張っていく力も大切です。

でも、引っ張っているだけでは、みんな気疲れしてしまうことでしょう。
姿形の綺麗さや格好よさも、いずれは慣れてしまいます。
そんな中で、唯一、延々と誰かを引き寄せ続けるのは「可愛げ」なんです。

可愛げの法則、とでも呼びましょうか。笑

ただ、可愛げと言われても、一体何が可愛げになるのか、ピンと来ない方がほとんどですよね。
可愛げとは何かについてなのですが、いくつか、ポイントを箇条書きしていきます。
自分自身にどれだけ当てはまっているか、確認してみてください。

  • 目標に向かって、とにかく一生懸命、突き進んでいる。
  • 自分の意見や考え方を、まっすぐに発信している。
  • 誰かを傷つけるような言動をせず、平和大好き。
  • 無鉄砲で行動力がある。
  • 悩んだり苦しんだりしながらも、前に少しずつ前に進んでいる。
  • 人付き合いが良く、一緒にいて誰かを不快にさせない。
  • 素直に人の話を聞けて、誠実に吸収できる人であること。
  • 困っている人を助けてあげられる人。
  • 誰かの助けが無いと、ダメなんじゃないかという弱さを持っている。
  • 気がつくと、他の誰かがその人のことを助けてあげたくなる。

まだまだ考えると出てきますが、可愛げがある、と言われる人は、主にこんな性質を持っています。
ただ、最も重要なポイントに絞ってまとめると、2つのことが言えます。

  • 何かに対して一生懸命で無我夢中にまっすぐ行動していること。
  • 素直に人の話を聞けて、誠実に吸収できる人であること。

一番大事なのは、必死に目標に向かって頑張っていることです。
必死に頑張っている人を見ると、人はその人を助けてあげたくなるものです。

また、誠実に、真剣に人の話に耳を傾けられる人は、助けてあげたくなります。
何か協力してあげたくなるものです。

そして、上記の2つに加えて、出来れば持っていて欲しいのが、人付き合いの部分。

  • 人付き合いが良く、一緒にいて誰かを不快にさせない。

これはなかなかコミュニケーションが苦手な人にとっては難しいことでしょう。
しかし、コミュニケーションが苦手なら苦手なりに、何かに必死に打ち込んでいれば、その弱さが可愛げに映ったりします。

人前でうまく話せない人でも「こんなこと頑張ってます」という何かがあれば、うまく話せないことも可愛げになったりします。
もちろん、話す相手やシチュエーションにもよりますが、不器用さも武器であると考えましょう。

人付き合いが苦手な人が、どうやって人を巻き込んでいくかについては「まとめ」で後述しますね。

とにかく、意識して欲しいのは、格好よさや綺麗さではなく「可愛げ」です。
まだまだ考えれば「可愛げ」のあり方ってたくさんあると思うんですね。
ただ、まずは、上記の項目を頭に置いてみましょう。

とにかく、がむしゃらに目標に向かって突き進み、発信する。

可愛げの中でも最前提として君臨するのが、これです。
一生懸命であること。何かに対してひたむきに取り組んでいること。
必死に頑張っていても、最初は見向きもされないかもしれません。
結果も出なければ、相手にもされないかもしれません。

でも、不思議なことに、人って頑張って一生懸命何かを達成しようとすると、自動的に応援する人が現れるんですね。
自動的に現れる、という言葉には、僕もすごく実感あって、望まなくても、助けてくれる人が現れるのです。

例えば、イベントをやっていたときのことです。
何か、みんなと違うイベントをやりたい、面白いイベントがしたい、と考え、色々行動していました。
すると、次々に協力してくれる人が集まっていたんです。
結果的に、僕自身があまり意識してもいないのに、みるみるうちにチームになっていきました。
さらに、僕はいつ間にやらリーダーとなっていて、みんなをひっぱるようになっていたんですね。

当時、僕は「リーダーにはなりたくないなぁ」と思っていたので、しっかり仲間を導けずに終わってしまいましたが。。笑
たくさん優秀な人材が集まってくれていたので「あの時自分がしっかりしていれば、もっと面白いことできたのに」と今更ながら思ったりします。

30歳を過ぎた今でもそうです。

今、僕は「誰もが起業スキルを手にいれやすい社会」を目指して活動を続けています。
日々、たくさんの人にお会いし、起業の方法についてお伝えしていたら、たくさんの仲間が集まってきてくれました。
もう何度も体験していますが、一心不乱に何かを目指していれば、誰かが集まってきてくれる。
これは、人間の心理や原則として、当然のことなんですね。

中には、何かやりたいけれど、一人じゃ難しいとか、一人で始めるのは厳しい、と話をする方もいます。
そういう時こそ、一人から出来ることを、一生懸命やってみてください。
どんどん仕掛けて、たった一人でも、活動を進めてみてください。
すると、自然とたくさんの人が集まり、あなたを手助けしてくれるようになります。

それは、自分自身の影響力が身につくことであり、あなたを助けたいという「可愛げ」を深めることにもなるのです。
どこかで、一定の結果を出した日には、一気にあなたは本物の「巻き込む力」を手に入れることでしょう。

また、自分の意見や考え方、活動は、ブログやソーシャルネットワークを活用して、どんどん発信していきましょう。
継続的に自分の活動を伝えられる場があることが、そもそものファン作りにも繋がります。

一度、その人の活動や人間性に興味を持った人は、継続的にその人の情報を受け取るようになります。
自然と気になった人の情報は、チェックするようになるものです。

助けてあげたくなるような「弱さ」を持っている。

弱さって何? と疑問に思われる方も多いと思うのですが、ネガティブに捉えることはありません。
要するに「自然体で素直に生きていきましょう」ということなのです。

決して「ぶりっこしてください」みたいなことではないですよ。笑

人間、誰もが完璧超人ではありません。
誰だって、いくつか苦手な分野や、弱点を持っています。
自分の持っている弱点やできないことが、そのまま弱さになっていきます。
無理矢理に、完璧超人を振る舞うことなく、自然体でいればいいのです。

もちろん苦手な部分は克服できるなら、した方がよいでしょう。
ただ、人間は長所を伸ばした方が、より上手く行くことが多い生き物です。

苦手な部分をカバーしてくれる得意な人はいます。
苦手なことに奮闘している姿を見て、隣の誰かが手を差し伸べてくれるはずです。

それが「この人は助けてあげないと」と思わせる、きっかけでもあるのです。

ただ、最初から誰かにお願いしようと思わずに、自分でやってみることも重要です。
自分でやってみるからこそ、助けてあげたいと思ってくれた誰かが、助けに入ってくれるのです。

具体的には、飲み会や食事などで話しているとき「自分それ得意だから手伝うよ」と言ってくれるでしょう。

マネージメントの経験が豊富で、人に指示を出す人が得意な方は、自分でやる必要はありません。
すでに、誰かを巻き込み制御するスキルを持っているはずです。

もし、マネージメントの経験や、お願いの仕方がわからない場合、まずはやってみるとよいです。
自分でやるからこそ、出来る人に知り合うきっかけができます。
デザイナーを集めたければ、デザイナーとして活動してみればいいのです。
エンジニアを集めたければ、自分がエンジニアとして活動してみれば良いでしょう。
その分野に足を突っ込めば、情報が入るようになり、結果的に人に知り合うきっかけも作れます。
知り合うことができれば、あとはこっちのものです。

あとは、あなたがこれまでお話してきたよう在り方を持っていること。
そうすれば、あなたの弱さに気づいただれかが、きっと助けてくれるはずです。
弱さも人を巻き込むきっかけになるのです。
それが、助けてあげたくなる弱さ、の正体でもあります。

まとめ

人を巻き込むことは、とても難しいように考えられています。
その本質はシンプルで「誰かにとってあなたが好かれるかどうか」というところにあります。
ただ、一言に好かれると言っても、あまりにも多様なので、今回はいくつかのポイントを提示しました。

最後に、コミュニケーションが苦手な方でもなんとかなる、という話をします。

ここまで読まれた方の中には「そもそも人付き合い苦手だし無理」と思われた方もいるのではないでしょうか。
確かに、最初に箇条書きをした項目も含め「コミュニケーション力」が重視される印象があります。
王道でコミュニケーションを取り、好かれることが出来れば一番スムーズであることは事実です。
ですが、人付き合いが苦手であっても、なんとかなることもあります。

僕自身も、王道のコミュニケーション能力で、なんとか出来るタイプではありませんでした。
人と関わることがものすごく苦手で、みんなとの話もどう進めていいのか、わからずにいました。
空気もまったく読めないし、好かれるというよりも、嫌がられるタイプだったと思います。

しかし、それでもなぜ、たくさんの人を集めることができたかと言えば「一生懸命」だったからです。
無我夢中でイベントをしましたし、何か面白いことを仕掛けることに必死でした。
むしろ、何か面白いことをやる以外のことは、目に入っていなかったんだと思います。
押さえつけられていた自己承認欲求が、面白いことをすることで主人公になれる、という裏もあったかもしれません。
とにかく、一生懸命、ひたすらに他の人と違うことをしようと意識し続けていました。

不思議なことに、そのコミュニケーション能力の至らなさが、当時の「助けてあげたい」を作り出したのです。
上手く人と会話ができない、コミュニケーションできない、でも一生懸命に面白いことをしようとしている。
そのあり方に、たくさんの人が、力を貸してくれたのだと思います。
証拠に、次第にコミュニケーション能力に長けてくると、人を集めづらくなりました。笑

とにかく、コミュニケーションが苦手だからこそ、一生懸命、必死に何かを達成しようとすることで、人を巻き込めるということなんです。

ただ、人と接点を持つことを恐れてはいけません。

誰かに好かれるには前提として、どんな形であれ人と接点を持つことが大切です。
インターネット越しかもしれないし、直接的なコミュニケーションかもしない。
それでも、誰かと関わっていこう、人と一緒に歩んでいこうという前向きな気持ちが、影響力を持つきっかけになるのです。

怖かったり、面倒臭かったりするかもしれませんが、とにかく踏み込んでみましょう。
そして、今回お話したようなあり方を元に、生きて見てください。
いつのまにか誰かを巻き込む能力が身についているはずです。

INFORMATION

私たちは、14年の実績を持つ、ウェブ制作チームです。事業とユーザーを理解し、本当の意味で「戦力になる」ホームページを作ります。

様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。

CONTACT

ARTICLE FOR YOUR BUSINESS

事業の進化に役立つ情報を配信

2024年以降、ウェブサイトはどんな考え方で作ればいい?

ホームページで集客を自動化した、私たちの物語

誰でもできる!爆売れランディングページの作り方

なぜ、あなたのホームページでは、売上が上がらないのか

これは最低限! ウェブ担当者が知っておくべき技術の知識

ゼロから圧倒的成果を生み出す!ウェブマーケティングの基本