こんにちは。上山です。
今日は、人の巻き込み方について、お伝えしていきます。
誰かを巻き込むというのは、苦手な方も多いのではないでしょうか。
何かアクションを起こせば、他者を巻き込む必要があります。
事業を始めるときは、なおさらです。
一緒にプロジェクトを進める仲間だったり、クライアントだったり。
事業をするならば、人を巻き込んでいくことは、必ず訪れる機会です。
誰かを巻き込む場合、気に入った人を口説きます。
時間をかけて、じっくり説得していきますよね。
仲間をリクルートするのも、営業でクライアントを落とすのもそうです。
口頭で口説くという力は事業を支える力そのものとも言えます。
ただ、基本的に、必死に口説いている時点で失敗しているのです。
失敗している、とまでは言わなくとも、少なくとも最善ではありません。
では何が最も最善のパターンでしょうか。
それは、巻き込まれに来てもらうことです。
何も口説かなくても、向こうからやりたいと来てくれる。
特に何度も会わなくても、絶対やりたいですと言ってもらえる。
この状況を作りあげることが出来れば、最良と言えます。
そんなこと出来るの? と思う方は多いと思います。
勝手に来てくれるなんて、魔法のようなことが出来れば、誰も苦労していませんからね。
ただ、ある一定の条件さえクリアすれば、人は自ら歩み寄って来てくれるのです。
今日は、どうやって向こうから歩み寄ってきてもらうのか。
どうすれば、勝手に巻き込まれにきてくれるのかをお伝えします。
鉄則中の鉄則なんですが、ワクワクするビジョンを持つことです。
世界を変える、宇宙を凹ます、社会に革命を起こす。
一緒に大きなビジョンに向かって仕事をすることは、ワクワクすることです。
特に、実績ある優秀な人材であればあるほど、大きな目標にワクワクします。
仲間探しであれば、ビジョンに引きつけられて、ここで働きたいと思います。
クライアントであれば、一緒に仕事したら楽しそうだと感じてもらえます。
考え方が一致することで、お互いに信じ合えるきっかけになるのです。
壮大なビジョンは人の心に直接響きます。
ビジョンのワクワクが、人を引きつけ、プロジェクトを魅力的にするのです。
ビジョンが掲げられているのとそうでないのでは、雲泥の差です。
実際、給与面を具体的に説明し、ある程度好条件でリクルートするとします。
でも、考え方に惹かれない場合、良い人材ほど、他に行ってしまいます。
良い人材ほど、条件面でなく会社のビジョンに興味を持ちます。
また、クライアントでも同じです。
こんな世界を実現したいと説得すれば、実質の価値以上に好んでもらえます。
記憶に残り、一緒に仕事かがしたいとワクワクしてもらえるのです。
これだけで、他社と比べ、大きな差別化となるかもしれません。
人はなんだかんだ言って、人の心に惹かれます。
心に響かなければ、人は行動しようとは思いません。
ただし、心に響けば人は好条件で動きます。
起業やプロジェクトにおける心とは、つまりビジョンなのです。
なんと言っても、発信される文化や出会った人の魅力は記憶に残ります。
例えば、ソーシャルネットワークで楽しそうな様子が発信された時。
何かで出会った人や文化、考え方が、自分の思考と一致した時。
一緒にいて、すごく楽しそうだなと感じた時。
人や文化への好意によって、心は動かされます。
楽しそうだ、ワクワクできそうと感じた時、人は一歩を踏み出します。
ビジョンと一致する点もありますが、人が動くのは心が動いた時なのです。
仲間であれば、一緒に働く人と息があったタイミング。
一緒にビジョンを達成していく過程も楽しそうだと思った時。
クライアントであれば、この人と一緒に仕事がしたいと思ったタイミング。
サービスや商品も魅力的で、かつ企業文化も好きだと思った時。
一緒に場を共有する人たちの魅力が、周りの人も巻き込むのです。
だからこそ、人や文化をどんどん発信していく必要があります。
ソーシャルネットワークやブログ、その他媒体。
イベントで直接接点をもったり、一緒に遊んでも良いでしょう。
一緒にいて楽しかったり、考え方が一致していれば最初の一歩はクリアです。
楽しそう、ワクワクすると感じた時に、自然と歩み寄ってきてくれます。
クライアントでも、仕事仲間でも同じです。
自然と人が巻き込まれるということは、共感することです。
共感し、楽しそうだと感じた時に、一緒に歩んでくれるのです。
チームをとにかく楽しくしましょう。
一緒に働いている場を、ワクワクするような空気にしましょう。
出会った人たちに、どんどん考え方や文化を伝えていきましょう。
すると、特に口説くことが無くても、どんどん巻き込まれに来てくれます。
まとめれば、誰かが巻き込まれる絶対条件はこうなります。
ビジョンと人、その2つに魅力を感じ、人は輪に参加してくれるのです。
反対に、誰かを必死に口説く必要があるということは、全てを見直すべきです。
ビジョンにも、人にも魅力が無いということなのですから。
掲げるビジョンが無く、チームも楽しくなければ、商売でも勝てません。
結局のところ、巻き込めないということは売るのが難しいということです。
今回お話した条件は、巻き込み方と同時に、事業の成否を分ける条件でもあります。
もし、人がなかなか集まらない場合、ビジョンを見直してみましょう。
ビジョンは魅力的にも関わらず人が集まらない場合、チームを見直してみましょう。
表にみなさんが感じるワクワク感を、伝えていますか?
今自分が感じている高揚感を、表現していますか?
もし、できていないのであれば、少し工夫してみてください。
マーケティングもリクルートも、何も広告を打つだけが全てではありません。
条件や価格だけが、誰かを巻き込むきっかけでは無いのです。
チームやビジョン、文化や価値観。
こういった実際に形の無い、感じられる空気が本当の魅力を語るのです。
ぜひ、意識して今後の活動を進めてみてください。
今回の2つのポイントを抑えれば、状況が変わるはずです。
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