今回は、記事を使った集客方法について、お伝えしていきます。基本的に記事を書くことで、ホームページへの導線を確固たるものにしましょう。いくらサイトが良くても、導線がなければ、どうにもなりません。動線とは文字通り、ホームページに到達するまでの道です。
そして、導線作りの基本は「ブログやオウンドメディアに記事を書く」「興味のある人が読む」「お問い合わせする」の3つに分けられます。何かコンテンツを作って、興味のある人に読んでもらい、ファンになってもらう方法は、基本的にコンテンツマーケティングと呼ばれます。
と言っても、その3つは、あくまでコンテンツマーケティングの1つの方法、というだけであって「コンテンツ」という定義がつくものは、なんだってコンテンツマーケティングになりえます。とにかく、ブログに記事を書いて、集客することは、コンテンツマーケティングの1つとして捉えられます。
そして、基本的に記事での集客には2パターンの方法あります。ThreadsやX ( 旧Twitter ) のようなSNSで流すか、Google検索順位の上位に関連したキーワードで表示できるように書くかです。ThreadsやX ( 旧Twitter ) にアカウントを作って、記事とつぶやきを織り交ぜて投稿していきます。
X(旧Twitter)やThreadsの場合はフォロワーを徹底的に増やしていきます。フォロワーが増えれば増えるほど、配信できる人数も増えていきます。ただ、皆さん頻繁に呟くので、どんどんタイムラインが更新されて、たった1つの記事の更新なんて、瞬く間に流れ去っていまいます。
とはいえ、XもThreadsも、どちらタイムラインに表示されやすい指標はあります。1つがコミュニケーションの親密さ。よくコミュニケーションをとっている相手の投稿は表示されやすくなるので、普段からフォロワーの皆さんとコミュニケーションを取り続けることが大事です。
また、コンテンツを素晴らしく価値のある内容にすること。内容が優れているコンテンツは、むしろフォロワーのみなさんから求めてくれますし、拡散もされます。コンテンツ・イズ・キングと業界では呼ばれますが、良質なコンテンツこそ最高のマーケティングとなります。
今、そんなにマーケティングとして活用している方も少ないかもしれませんが、Facebookは未だにビジネス層の特に男性が、情報収集やコミュニケーションで活用しています。ストレートに言えば、お金や予算を持っている層が多いですので、ものにすれば多くの仕事につながるでしょう。ただし、BtoB向けの仕事になりますが。フリーランスの方は特に狙い目なのではないでしょうか。
FacebookはまずFacebookページを作ります。個人用アカウントではなく、企業やグループ用のアカウントがありますので、間違えないようにしてください。
Facebookページは、いいね!やフォローしてくれた人に対して、記事を配信できます。何人にいいね!してもらえたかが勝負です。たくさんFacebookページにいいね!してもらえたら、その分たくさんの人に記事を配信出来る可能性が高まるわけです。
Facebookページのいいね!の集め方については、基本的にFacebook広告を使います。1日500円程度課金して、Facebook広告を出しましょう。興味があるFacebookページを的確なターゲット層に届けることができれば、30円〜60円程度で1いいね!獲得できます。
それぞれ、いいね!やフォロワーが集まってきたら、記事をどんどん書いて、配信していきましょう。この時、タイトルの付け方や出し方には気をつかってください。
他のX(旧Twitter)やFacebookページが、どんなタイトルをつけているか、どんな画像を使って見出しを目をひくように仕掛けているか、徹底的に研究しましょう。
中の記事を読むか読まないかは、90%、タイトルの付け方によります。入り口が特に面白そうでなければ、いくら中身がよくても誰も見向きもしてくれません。
タイトルは徹底的にごだわり抜きましょう。
記事の書き方は、基本的にキーワードを意識する必要があります。その記事に対して、最も重要なキーワードとなる2つから3つのワードを意識し、なるべく多めに、自然にキーワードを入れるようにして記事を書いてみてください。
これは、SNSで拡散する分にはあまり意味がありませんが、GoogleやYahoo!で検索をかけた時に、どれだけ上位に検索結果が出て来るかが変わります。もちろん、検索したら1ページ目、しかも上の方に出てきた方がいいわけです。いかに上位に自分のサイトを表示させるかは、SEO対策と言います。
そのまま、最低でも100記事〜200記事、書き続けてください。記事がたまってくると、Googleアナリティクスでデータを分析できるようになりますので、状況を分析し、さらに的確なコンテンツを書くことができるようになるわけです。
また、過去に書いた記事で、検索経由のアクセスが多い記事を見つけたら、追記したり細かい表現を修正したり、同じ記事内に新しいコンテンツを追加するなどして、どんどん盛り上げていきましょう。
情報の鮮度も非常に重要です。常に最新の情報にアップデートするようにしてください。これはつまり、古い情報をずっと表示させていても、全く意味がないということです。Googleは間違った情報を嫌います。つまり、数年前は主流だった情報も、現時点で異なってたり潮流や方法が変わっていれば、その記事は一気にランク外に叩き落とされるということです。
もちろん、記事を書き続けている間もSNSを使って拡散を続けます。SNSは短期的に結果を出す場合に有効で、SEOでの集客は長期的な視点が必要になります。と言っても、SNSもいいね!やフォロワーがたまるまでは、ある程度時間が必要ですが。
あと、SNSは見込み顧客の育成にも繋がります。記事を配信し、読んで頂くことで、自分が売る商品やサービスの必要性を認識させていくわけです。見込み顧客を徐々に育成していく手段をリードナーチャリングと呼んだりしますね。
もし見込み顧客の育成が充分に済んでおらず、興味も引けていない場合、いくら人数が集まったところで、まったく見向きもされません。しっかりと、伝えたいことを伝え、徹底的に魅力を伝え、共感してもらい、商品やサービスに興味を持ってもらえるよう、記事を書いていきましょう。
今回お話した内容を意識して記事を書き、メンテナンスしながらSEOの向上を目指すことで、一通りの集客システムが完成します。以上の流れを根気よく続けることによって、ホームページへの導線が構築されていきます。
ただ、かなり根気が必要な作業です。途中で飽きたり、3日坊主になってしまうようでは、まったく結果が出ません。とにかくやりきると心に決めて、徹底的に記事の執筆、拡散、メンテナンス、分析を続けていきましょう。
様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。
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