仕事作りの要! 全ての運命を決める「ビジョン」の作り方。

公開日 : 2016-11-27 / 最終更新日 : 2023-11-12

仕事作りの要! 全ての運命を決める「ビジョン」の作り方。

信じ込むことは、案外難しいものです。 何かを信じ抜くことや、1つのことを徹底的にやりこむことは「もし間違っていたらどうしよう」であったり「自分の考えてきたことは間違いだったのかもしれない」と、時が経てば経つほど、考えてし […]

著者: 上山 翔太

信じ込むことは、案外難しいものです。

何かを信じ抜くことや、1つのことを徹底的にやりこむことは「もし間違っていたらどうしよう」であったり「自分の考えてきたことは間違いだったのかもしれない」と、時が経てば経つほど、考えてしまいます。

それが、人間の弱さであり、最終的に成功にまで行き着けない原因でもあります。

ビジョンを作るということは、つまり自分が思い描いた未来を、徹底的に信じ込んで、実現のために突き進むことと同義です。

ビジョンを作ることは、まず自分自身が信じきれることを見つけ出す必要があります。

それでは、どのようにして、自分が信じきれるものを見つけ出すことができるのでしょうか?

どんなに探したところで、都合よくビジョンなんて見つかるわけがない、であったり、信じきれるものなんて、簡単に手に入れられるはずがない、なんて考えていたら、その考えはひとまず横に退けておいてください。

主に、次の2つの要因が当てはまればさえ、ビジョンはだれでも持つことができます。

単純に感情が動かされ、成し遂げたいと思えるということ。

まず、ビジョンを持つ上で、難しい方からお話していきます。

何か、世の中に存在する問題や、悲しみのようなものに対して「自分がなんとかしたい」「解決したい」「実現させたい」と感情が動かされたとき、ビジョンは生まれます。

心が動かされる瞬間というのは、そもそも求めてみたところで、そう簡単に出会えるものでもありません。

ただ、人間は心や感情に直接働きかけられた時に、最大の行動力を発揮します。

頭で理解したとしても、行動力が伴わなければなにも意味がありません。

いくら明晰な頭脳を持っていたところで、一歩踏み出して、理想を現実にしていくことができなければ、まったく意味を成しません。

ところが、感情に働きかけられた人間は、どのような形であれ、爆発的な行動力を発揮します。

その爆発力と行動力が人を成功に導き、理想を実現させていくのです。

では、どうすれば心に刺さるような出来事と問題に出会えるのでしょうか。

これは難問であり、求めたところでなかなか手にはいるものでもありませんが、実際、それもまた行動力でしかありません。

とにかく行動し、動き、活動範囲を広げ、たくさんの出来事や人と出会い、体験を増やしていくことにより、あるべきタイミングで心を動かされるような瞬間に出会うこともあります。

行動せずに、同じ毎日、同じ人たちの中で活動していたのでは、結局のところ、感情を動かす機会に出会える確率が低くなるのは当然です。

とにかく積極的に動き、活動し、たくさんの体験と出会い、その瞬間が訪れるまで動き続けること。

それが、唯一、感情に刺さる形でビジョンを見つける手段になるでしょう。

論理的に問題を解決し「これは成し遂げられることだ」という確証を「自分の中で」見つけ出すこと。

ビジョンとはようするに、自分が成し遂げたいことが実現できることだと、確信を持って突き進むことです。

やればできる、続ければ必ず達成できると確信を持つことができれば、あとはやるだけです。

ゴールが見えているので、動けば動いただけ近づいている事実も見えてきます。

例えば「こんな理想を実現したい」と思い立ち、論理的に「どうすれば実現できるか」を考えたとき、答えが1つでも見つかれば、あとは徹底的にやるだけです。

やれば理想が実現できるわけですから、行動も起こしやすいわけです。

このように、自分がこうすれば理想を実現できると、仕組み的に、論理的に、見当がついたとき。

人はそれをビジョンとして動き出すことができます。

自分自身が実現したいことはありませんか?

中には、自分自身が幸せになりたいであったりとか、財を成したいであったりとか、自分本位の考え方だけを持つ人もいるでしょう。

というより、世の中の人々はそれが、大半だと思います。

だから「そうでない人」が勝てるのです。

「そうでない人」とはつまり、他者に対してこうしたいとか、幸せにしてあげたいとか、問題を解決していきたいとか、自分以外の誰かのために動ける人たちのことです。

結局、今の社会では、自己実現をするためには自分以外の誰かに対して、価値を提供していかなければなりません。

それが仕事であり、ビジネスであり、事業であり、仕組み作りの本質的な姿です。

だからこそ「自分」ではなく「他の人のために何を与えられるか」に対して、なんらかのモチベーションを持つことができなければ、結局のところ自己実現することも出来なくなります。

自分ではなく「誰かに対してどんな価値を与えられるのか」または「どんな問題を解決できるのか」を考えましょう。

そして、収益と提供できる価値のバランスをとった上で、論理的にそれが「実現可能」であると分かれば「こんな価値を提供していきましょう」「こんな社会を実現していきましょう」というビジョンになります。

ゴールが見えているので、あとは突き進むだけです。

この方法だと心や感情に刺さったわけではないので、なかなか継続が難しいかもしれません。

行動力も、感情に刺さった時ほど、爆発的な動きはできないかもしれません。

ただ、少しずつ事業化していって、誰かから反応をもらったり、実際にユーザーや顧客からのレスポンスをもらった時、一気に心境に変化が現れはじめます。

自分が思い描いていたことが現実になっていくことは、実は、感情に刺したり心に訴えかけられたりすることと、同じくらいの影響力をもります。

誰かから反応をもらって、自分は理想を実現していっているのだと思えたとき、誰もが気づかないうちに、真剣にのめり込むようになっているでしょう。

それまでの間、ちょっと踏ん張りをきかせて、頑張ってみてください。

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まとめ

ビジョンって、誰もが持てるものでもないと、悩んでいる方が多いみたいですね。

いや、それはがむしゃらにどうやってビジョンを見つけるかも考えずに歩き回っても、見つかるものもみつからないと思います。

僕は、ビジョンを見つけることは、自分と他者、その2つに如何に向き合うか、ということも大事なんじゃないかと考えてまして。

今回思いついて記事にした2つの方法の根底には「一体自分は何と向き合うことが好きか」とか「誰かが何かを求めている時自分が提供できるものやなせることは何か」という、自問自答があるんです。

ビジョンがすぐに見つからない人もいるでしょう。

でも、自分自身と他者に提供できる価値に対して、永遠と自問自答や葛藤を繰り返していくことそのものは、ビジョンを探すことにとっても、ものすごく大切な工程だったりします。

悩み、葛藤し、それでももがいた先に「成し遂げたい」と思えることが見つかるというのは、よくある話です。

ビジョンが見つけられないのは、悩んだり葛藤したり行動することさえも停止してしまっている場合だけです。

もしあなたが今、何もビジョンが見当たらないだとか、やりたいことが見当たらないけど見つけ出したい、というのであれば、そのうち、いつか見つけられます。

もがきはじめた時点で時間の問題です。

葛藤し、もがき続けてください。いっぱい悩んでいいんです。その先で、必ず見つけ出せる時が遠からず来ます。

ビジョンとの出会いを、少しでも近づけるために、今回ご紹介した2つの認識が、役に立つこともあるはずです。

ワクワクするビジョンが見つかったら、その時はぜひ教えてくださいね。

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