誰が言ったのでしょう。起業に費用が必要なんて。
確かに法人登記して会社化すれば、20万円前後の費用は必要になる場合が多いです。ただ、起業するからといって、必ずしも法人登記する必要はありません。個人事業主として開始するのであれば、費用はかかりません。せいぜい、青色の改行届けを出す程度でしょうか。
そして、法人登記する理由は主に、信用取引をする場合や、どうしても法人でなければ信用が得られない事業をする場合、それかかなりの金額を稼いでしまって、法人登記した方が税金が安く収まる場合などです。最初の段階で、わざわざ費用をかけて法人にする理由はありません。
今は個人の時代です。個人でサービスを展開しても、昔より圧倒的に幅広い分野で活躍できるようになりました。インターネットを使ったビジネスだっていくらでも展開できるので、最初にかける費用ゼロで事業を始めることもできます。起業するからと言って、必ずしも大きな費用が必要になるわけではないのです。
僕の場合、何か起業する時、まずは自分の手におえる範囲からスタートさせることをオススメします。まったく費用はかけず、自分自身が出来ることで収益化していくこと。大きなビジョンを持ちながら、まずは足元からスタートをすること。今何が出来るかをしっかり考え、現時点で費用をかけずにスタートできる所からはじめること。
起業するぞ、と意気込んで、じゃあ1000万円の費用をかけてアプリつくるぞ!なんて言い放つのはあまりにも性急というものです。それは、潤沢な予算があるか、投資を受けることを希望している人が言うことです。まず、将来的に実現したいビジョンに向けて、今できることを着実に収益化していくべきです。特に、はじめて自分自身で展開する事業なのであればなおさらです。1つめの起業で経験もなく、わざわざ大きな費用をかける時代では、断じてありません。
念のため3ヶ月くらい生き延びられるだけの生活費はためておいた方がいいとは思いますけど。
あと、自分の足元のスモールなところから起業して、大きな事業に拡大していった例なんていくらでもあります。Facebookもそうです。自分自身で、しかも仲間内で使うサービスとして最初にFacebookが開発されたなんていうのは、有名な話です。結局、費用をかけなくても、小さなところから始めたとしても、良いサービスは大きく伸びるのです。費用をかけようが何をしようが、魅力的でなければ失敗します。
起業すると覚悟を決めたら、まずは小さなところから始めましょう。費用をかけず、小さくはじめましょう。最終的に叶えたいビジョンがあり、そのビジョンを叶えるために最適な解答を用意できるのであれば、例え企業に費用をかけなくたって、サービスは拡大します。起業の費用について考える前に、まずはサービスや商品について徹底的に考え抜きましょう。それが、成功への最短距離です。
様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。
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