今回は売上げアップについてです。とは言え、そんなに難しい話ではなく「こう考えましょう」という話です。でも結局これが、具体的に売上げアップの核なんですよね、という話。
売上の向上には、2パターンあります。今回は売上を劇的に向上させ、さらに長期的に持続させるための2つのポイントについて、お話していきます。今後、商品やサービスを売るための参考にしてみてください。
まず1つが「拡散される仕組みをつくること」です。
長期的に、拡散させるためには仕組みが必要です。一般的なマーケティングで、よく提案されるもので言えば、友達紹介キャンペーンが良い例です。友人を1人紹介したら、いくらキャッシュバック。そうしたキャンペーンは、派手に何かをやっているわけでもないのに、長期的にユーザー数を伸ばしていきます。自動的に拡散させる仕組みを取り入れるわけですね。
あと、記事を量産してアクセス数を増やしたり、X(旧Twitter)やInstagramで地道にフォロワーを増やしたりするのも目立たないけれど、着実かつ長期的にファンをつける作戦と言えるでしょう。データに基づいたデザインの地道な変更と改善とか。こういう地道な積み重ねをスピード感をもって実行していくことを、総称してグロースハック、なんて呼んだりします。
そして、もう1つ。一気に売上をあげ、ファンをつける方法があります。それが、目立つことです。
とにかく派手に目立つことをします。そこに何らかのポリシーや考え方があれば、ファンはつきます。芯が通った目立ち方には、どんなアウトプットであれファンがつくのです。目立って目立って、目立ちまくって、なおかつ納得させる理由や尊敬できる何かがそこにあれば、人は好意的にうけとめ、認知します。
同時にそれは、グロースハックの仕組みにも膨大な数のユーザーを流し込みます。
どんなに完成された仕組みを作っても、そこに人が流れ込まなければ意味がありません。水が流れていない水車みたいなものです。風のない風車みたいなものです。目立つことは、水車にとっての水であり、風車にとっての風なのです。利用者を一気流し込まなければ、完成された仕組みも効果を発揮しません。
一般的に、無理やり人を流し込もうとした場合、広告を使うことが多いでしょう。もしくは、延々と人が読んでくれるような記事およびコンテンツを発信し続け、入り口を増やし続けること。時間と労力をかける必要があります。もしお金をかけず、しかも最速で結果を出したいのであれば、とにかく派手に目立つのが手っ取り早いのです。
派手に目立つと、当然、アンチなんて呼ばれる人も生まれます。ただ、アンチもアンチで私たちの協力者と捉えるべきです。アンチがいくら何を言ったところで、それは大抵考え方の違いだったりしますから、同時に共感してくれたり、好意的にうけとるファンにも伝わっています。むしろアンチも発言してくれているだけ、拡散に協力してもらっているようなものです。
悪い反応を恐れて、目立つことが出来ないことほど、悲しいことはありません。拡散されれば当然、反対派も出てきます。よく思わない人も出てくるでしょう。クレームも増えるはずです。ただ、同時にお客様も増えます。
最初からこれ以上必要ないほどに認知されている商品ならまだしも、これから知られる商品やサービスが認知された場合、悪意ばかり増えて、お客さんが増えないなんてことはありません。アンチが増えることよりも、ずっと悲しいことは、誰にも知られず、気にされず、消えていくことです。
これが、本当に何にもなりません。世の中を見渡してみてください。犯罪以外、結局目立った人間が一時的にせよ長期的にせよ、利を得ています。目立って、たとえ色々な意見が現れたとしても、それを乗り越えた先にそれでもついてきてくれるたくさんのファンと、結果が残るのです。
もし、お客さんを増やしたいのであれば。認知されたいのであれば。目立つことを恐れてはいけません。どう目立つかを考えましょう。どんなことをすれば、世の中に認知されるのかを徹底的に考えましょう。犯罪以外、どんな形であれ目立ち、そこに一本芯が通っていれば、必ずお客さんは増えます。恐れず、踏み込んでいくことが大切です。
たまに「アンチが増えることよりも、ずっと悲しいことは誰にも知られず、気にされず、消えていくこと」という意味に対して、捻くれた捉え方をする人たちがいます。迷惑系YouTuberと言われるような、やっかいなインフルエンサーたちです。
彼らは「アンチが増えるよりも、認知されないことの方が悲しい」という意味を、大袈裟に履き違えてしまった人たちです。注目されて、取り返しがつかなくなり、そして相当に悪いことや最悪なことをしでかしてしまうわけです。犯罪とか。正直、大半は若気の至りです。気づいた時には後の祭り。取り返しのつかないデジタルタトゥーが刻まれます。
今まで迷惑系YouTuberと呼ばれる人は山ほど出てきましたが、その最後は正直ろくなものではありません。逮捕されたり、警察に追われたり。一瞬目立ったかもしれませんが、それは続いても数年。その後はやっかいなデジタルタトゥーが残り、後悔するだけです。年齢がある程度いった人ならしょうがないかもしれませんが、若い人がやったらと思うとぞっとします。
ここでお伝えしたいのは、モラルは大事ということです。よくインフルエンサーの中には、モラルは二の次と考える人もいますが、それは絶対に間違っています。日本の文化圏内だからまだ許されるかもしれませんが、世界からすれば民度が低い人たちそのものでしかありません。
人間は発明によって、たくさんの良い部分も生み出したものの、より多くの負の部分も生み出してきました。今、世界では発明やイノベーションに対するモラルが求められています。AIが普及して、さらにモラルに対する意識は強まりました。例えば映画の中に出てくるようなマッドサイエンティストが、何か自分の利益を得るために、AIにあらゆるものにアクセスできる力を与えてしまったらどうなるか。正直、今の進歩はそこから悪意あるものにつながる可能性は膨大にあります。
だからこそアメリカは、AIの開発に安全評価の義務付けを行いました。AIを開発するためには、法律レベルの審査が必要になるということです。大いなる発明やイノベーションはもちろん良い方向に世界を進化させますが、悪い犯罪にもその分悪用されかねません。
よく、モラルの心配をしていては新しい発明も革命も生まれない、という人もいますが、その人は一旦、禅でもして考え直した方が良いでしょう。研究者もモラルを持って発明するから世界は存続しているし、モラルがあるから良い方向に力が使われるよう、法規制も導入されるのです。挑戦や発明をなんでもやっていいライセンスと履き違えてはいけません。
少し話がずれましたが、そういうことです。「アンチが増えることよりも、ずっと悲しいことは誰にも知られず、気にされず、消えていくこと」の意味を履き違えてはなりません。必ず、モラルを持った上で、そして人々の役にたつという意味で、思いっきり目立ちましょう。悪目立ちはマーケティングにとって、もっとも愚かな行為でしかありません。特に企業なら。
良い意味で目立つ。そして、思いっきり良い意味で目立ち、グロースハックを仕込んだ仕組みの中に、参加してもらう。集客と仕組みの2段構造によって、売上は劇的にあがりますし、さらに永続的、長期的に売上を上げ続ける仕組みを作り出すことができるのです。弊社のブログ記事には集客および仕組みかの知識、知見が膨大に書かれていますので、ぜひ読みながら、実践してみてください。
様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。
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