色々な方とお話していると、よく聞かれる質問があります。
ビジネスをする時「お金を目的にしたらダメなんですか」ってこと。
そりゃ、リスクを負ってビジネスをやるわけで、将来的にお金が欲しい人はいると思います。
当然ですし、そのためにモチベーションがあがっても、いいと思います。
ただ、自分がお金を目的としたビジネスは、稼げない可能性の方が高いです。
稼げないからこそ、ダメじゃないけどオススメしないんです。
なぜなら、事業とは通常、他者の満足を満たすために仕掛けるものだから。
普通に考えて、お金欲しいという思考だけの人が、誰かを幸せにできると思いますか?
せいぜい、甘い言葉で騙すくらいしかできません。
誰かを騙してお金を取ったところで、いずれ愛想をつかされておわります。
一時的に万が一稼げたとしても、大半の人がトラブルになってしまいます。
そして、たくさんのトラブルを抱えて、徐々に追い込まれていく。
もう何度やるんですか、ってくらい見飽きたパターンです。
事業をするのであれば、誰かを幸せにしなければなりません。
例えば、世界を革命を起こしたいとか、何か人の役に立ちたいという想い。
そんな一見、綺麗事に見えるビジネスの方が稼ぎやすいです。
当然なんですが、自分自身が「お金が欲しいから、さて何をしようか」は自分を満たすためです。
「こういう不満が世の中にあるから、なんとかしよう!」は他者のためです。
他者の問題を解決する方が、実際に不満を解決するわけだから、ニーズもあります。
そして何より、世の中のために頑張っている姿に、ファンがたくさんつきます。
お金が欲しいから、というモチベーションを軸に置いては、表現できません。
到底自分本位では、及ばない感情やポテンシャルがあるのです。
本気の気持ちが人を動かし、良いサービスや商品を作り上げ、お客様を掴みます。
もし、お金を軸に添えていたとしても儲かるとしたら。
それはよっぽど仮面を使いこなせる人でしょう。
または、超合理的に物事を紐解いて、的確にビジネスを進められる頭の良い人。
世の中の問題点を上手く解決していけば、ビジネスになるわけですからね。
極論、頭さえ冴えていて、皆に愛されるような自分を演じきれるのであれば。
成功することもあるとは思います。
ただ、演じる方がめちゃくちゃ難易度高いです。
モチベーションも続きません。
純粋に、これをするんだ!と言って一直線に問題解決に取り組む方が、成功しやすいです。
純粋な気持ちは人を動かしますし、演じるという無駄な労力も使わなくていい。
何をしようか、儲かるものはなにか、なんて考えることもありません。
ビギナーズラックの原理も、つまりそういうことです。
想いのままに突き進むからこそ、応援したい人やファンがついてくる。
だからこそ、結果的に商売となり、稼ぎに繋がっていくのです。
社会の問題を解決することが出来れば、稼ぎに繋がります。
問題が地域単位の小さなものでも構いません。
小さなところから、大きな活動に繋がる場合も多いですから。
まずは、問題解決を軸として、スタートしてみましょう。
周りを見渡せば、必ずいくつかの問題は存在しているはずです。
とは言え、実際にビジネスをスタートさせると、判断が濁ります。
純粋な気持ちだけではどうならないことも多々ありますからね。
例えば、資金的に追い詰められた時などは、よく判断を間違えます。
でも、根本的に考えれば「近道」なんてないのです。
どんなに焦ってお金を作ろうとしても、結局誰かの役にたつことしか売れません。
焦れば焦るほど、その現実を忘れてしまいます。
よりお金を稼ぎたい時ほど、本気で誰かの役に立たなければならないのに。
追い込まれれば追い込まれるほど、そんな基本を忘れてしまうのですね。
しっかり考えて進まなければなりません。
自分の気持ちがぶれないように。
自分の目指す場所からぶれないように。
結局、まっすぐに目的地を目指すことが、一番早くつくわけですから。
世の中の問題を探し続けて、何か自分が没入出来そうな問題を発見すること。
そして、問題の解決して収益化する、ビジネスの作り方をオススメします。
純粋に問題解決に集中出来る人の方が成功しやすいのです。
世の中の成功している起業家さんを見ても結局、そうです。
お金が目当てでも構わないんですけど、ようは、やり方の問題ということです。
最後にもう1つ。
支出や計画を全てきっちり管理出来れば、なお良いですね。
いくら儲かっても固定費が多すぎたり、お金を守れなかったら潰れてしまいますから。
純粋な気持ちで問題解決に務め、きっちり守る所を守る。
問題を解決した上で、お金を守ることができれば、安定的に居場所を守っていけるでしょう。
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