年々、リモートワークが盛り上がってきています。
リモートワークとは何かというと、主にオフィスに行かずに仕事ができる形のことを言います。
パソコンやスマホを使って、時間はともかく、場所は選ばずに働けるわけですね。
リモートワークがピックアップされる背景には、様々な社会問題が潜んでいます。
待機児童が多い中、例えば家で仕事が出来ることで、仕事をしながら子育てが出来る。
どんどん過疎化していく地方に移り住んでも、同じ会社で働ける。
多くの社会問題を解決する糸口にもなるのです。
だからこそ、国を挙げてリモートワークを打ち出したい、という流れもあります。
何より子育てにとっては、大きな改善案の1つになってくるでしょう。
ただ、少しリモートワークについて、勘違いされていることがります。
リモートワークを「すべきだ」「すべきではない」という「良いか」「悪いか」の議論が多いのです。
ですが、リモートワークの本質は「適材適所」です。
これが知っておいて欲しい1つめです。
使うべきシチュエーションにおいて使い、使わない方がよければ使わなくても良いのです。
多くの人はリモートワークを「完全に」家やその他の場所で仕事をすることだと考えがちですね。
リモートでやった方がいい時はリモートでやる。オフィスでやった方がいい時はオフィスでやる。
直接のコミュニケーションと、オンラインでのコミュニケーションを使い分けるものなのです。
ようするに、自分の生産活動の幅を広げる方法の1つなのです。
そして、ここからが2つめ。
新しい働き方は、待った無しでやってくる、とうことです。
リモートワークには、たくさんの良い影響があります。
田舎にいても働くことができますし、子供と触れ合う時間も増える。
無駄な通勤時間で消耗するくらいなら、その分、家族と過ごすこともできます。
大雨の日に、わざわざ苦労して会社に行くこともないでしょう。
実際、会社としては、慣れなければリモートワークの生産性をフルに生かしきれないことも多いでしょう。
仕組みに順応するまで時間がかかるのは、理解できます。
ただ、リモートワークにはたくさんのメリットがあります。
活かしきれば良い方向に向かうはずなのです。
移動時間が削減できる。無駄な交通費がかからない。
オフィスだって大きな場所を用意する必要もない。
家族との接点をたくさん持てる機会が増える。
世界中どこの人材でも確保できる。
よく「コミュニケーション不足になる」という話も聞きます。
しかし、大抵はオンラインのコミュニケーションに慣れていないだけです。
慣れてしまえば、オンラインでも人としての温度は伝わってきます。
時代が進めばオンラインのコミュニケーションに慣れてくるのは必然です。
よりスカイプのようなサービスが多用されるのは、想像するな、という方が無理です。
直接「顔をあわせることが大事」という意識がどこまで続くのか分かりませんが、その頻度も減ってきます。
本当に大事なポイントだけ会う、という形も普通になってくるでしょう。
毎回会っていた人に「重要な場合のみに直接会う」という形の方が合理的で無駄がありません。
ノマドや、リモートワーク、テレワークなど、まだまだ慣れていない人もいるでしょうし。
なんとなく嫌いな人もいるのかなと思います。
ただし、新しい働き方は、待ったなしで、どんどん普及していきます。
事実、日本の社会においても徐々にリモート化しています。
世界には完全にリモート化を遂げた組織もいくつかあります。
そんな中で、新しい働き方に目を向けていなかったらどうなるでしょうか。
リモートワークを率先して取り入れた起業の生産性に、ついていけなくなってしまうことでしょう。
働き方が、そのまま企業のポテンシャルや生産性にも影響してくるのです。
それに外人を雇い入れて地球の裏側と仕事をする、なんて機会も増えるでしょう。
代表が急に日本人じゃなくなる、なんてこともあり得ます。
そうなった場合、しょっちゅう海外とコミュニケーションをとる必要性が出てくるかもしれません。
毎度、直接行ってたら大変です。現地に人を送るのも大変です。
もはや、リモートワークを活用しなければ、成り立たない世界になっていきます。
今後、どんどん新しい働き方の導入に向けて、実験が進んでいきます。
結果、様々な環境が変わり、仕事の方法もまた変化が起こります。
どんな時代においても適応できる自分自身であり続けたいものです。
何を信じるか信じないかなんて自分の考え方次第ですし、大切なのは今の積み重ねです。
ただ、ちょっと先の未来の準備をしておくことも大事なのではないかなぁと思います。
どうせいつか、未来は来るわけで、できる限り先行して実験し、先駆者になっていきたいですね。
様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。
CONTACTARTICLE FOR YOUR BUSINESS