心構えの話です。
僕は、みなさん仕事を作り始める時に、誰かに期待しすぎだと感じることが多々あります。
この作業はあの人がやってくれるだとか、あの企画は誰がやってくれるだとか。
もちろん人は誰かに対して仕事を任せ、期待することもあるでしょう。
というより、事業を成長させるには、誰かに期待することは必要不可欠です。
ただ、もしその人が仕事を遂行しなくても、動じずに着々と進めていけるような心構えが必要です。
期待していた人が、突然いなくなったらどうしますか?
仕事をお願いしていた仲間が、突然、別のことをやると言い始めたらどうしますか?
それは、往々にしてありえることなのです。
誰かにお願いしたことが駄目になったら、違う人を見つけます。
または、自分で着々と進め、遂行していかなければなりません。
ただ、頼んだことが遂行されずに、以降のプロジェクトが停止してしまうことがあります。
そのまま、進捗がグダグダになり、プロジェクトそのものがフェードアウトする、というような話を、何度も何度も目にしてきました。
それは、この人がやってくれる、と信頼しすぎるがあまり、いなくなることを全く想定せずに進めてきた場合が多いのです。
「せっかくここまでチームを作って進めてきたのに、またやりなおしか」
「あいつに任せていたことだし、自分ではなんとも出来ない」
「仕事が増えるし再スタートしなければないので辛い」
そんな虚脱感に襲われ、結局、就職をはじめとした楽な道に逃げることが多々あります。
結果、何も達成出来ないままに、数年が過ぎ去っていくのです。
このパターンが本当に多いわけです。
何かトラブルが起きても、着々とプロジェクトを進めていかなければなりません。
結局何かを成し遂げている人や、形にしてきた人は、例え誰がいなくなっても、誰が入ってきても、着々とロードマップを順番に達成していくのです。
時間はかかっても、歩みを止めることなく、少しずつでも前に進んでいく心構えが必要です。
誰かに手を貸してもらったり、仲間が増えればそれだけスピードもあがります。
ただ、時間をかければ自分一人でも少しずつ、前に進んでいけるのです。
誰かがいなくなったり、本来自分がやらなくてもいいことをやることになったりした時。
心にダメージを受けずに、着々と進めていくことが大事なのです。
というより、ダメージを受けたり、虚無感に襲われたりして、歩みを止めている時間なんてありません。
誰かがいなくなった時だけではありません。
赤の他人や評論家ぶった人に「それはダメだ」とか「イケてない」と言われた時もそうです。
なぜイケてないと思うのか、しっかりと「声」として受け入れた上で、着々と進めればいいのです。
ダメだと言われたからと言って、方向転換する、というのが最もやってはダメな行為です。
事業は、何事もやってみなければわかりません。
ハードルの高さや実現のしずらさは多少あるかもしれませんが、完全に「これが良くてこれはダメだ」という判断基準は存在せず、結果だけが証明してくれるものなのです。
なにしろ、シリコンバレーの投資家でさえ、日々、予想は外しまくっていて、当たる投資先と言えば、100社の中の一社くらいなのですから。
誰かに言われたから辞める、方向転換する、のではなく、声として受け入れた上で、着実に進めて形にしていくことが大事なのです。
弊害、トラブル、雑音、色々あるかもしれませんが、自分が本当に信じることをしているのであれば、ぶらさずに進んでいきましょう。
最初に決めたスケジュールやロードマップに沿って、着実に計画を進めていきましょう。
それが、プロジェクトを成功させ、事業を作り上げる心構えの1つです。
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