岩手県宮古市。僕の地元なわけですが。松明かしという行事があります。庭や家の前で、焚き火をするんですね。花火を買ってきて、花火もします。理由としては、お盆になるとご先祖様が、家に戻ってくるというので、道に迷わないために火を燃やして目印をつけておいてあげるそうです。
一見聞くと、そこそこホラーな感じもありますが、昔からの風習なので、あまり気にしていませんでした。特に子供の時は、花火だ!と言って、楽しみにしていたものです。
というわけで、うちの地元の花火と言えば「焚き火をした火で花火に火をつける」のが当たり前だったわけで「ライター」で火をつける、なんてことは全く知らなかったわけですよ。花火って、焚き火で火をつけるのが基本と思ってました。
その松明かしなんですが、回数がめちゃくちゃ多い。
8月1日と、8月7日、8月13日、8月14日、8月15日、8月16日、8月20日ですかね。8月中、一週間まるまる焚き火と花火する日があるんですよね。この日は、毎日、焚き火して花火してる。僕は地元に10年くらいまともに帰っていなかったので、改めて、こんなに毎日やってる行事だったんだと気づくわけです。
子供の頃は、毎日花火が出来て楽しかったんでしょうね。お盆はそれはもう楽しい日々として、一瞬で過ぎ去っていた気がします。今になってみると、毎日やるのさすがにしんどいなあとか思うようになってしまいました。。老けましたね。
でも別に嫌ってわけではなくて。けっこう、いいんです。焚き火。夕方19時くらいになると、庭に出て行って、松とか木とか重ねて火をつけます。で、焚き火の火をつまみにビールを飲み。縁側に座ったり、焚き火の側で、じーっと火のゆらぎを眺めていたり。ばーちゃんと話をしたり。晴れていれば星空が頭上に広がっていて心地いいです。
時々、バーベキューもしたりします。今年はまだやっていませんが。こういう地元の風習だったり、子供のころ、当たり前だと思っていたけど実は当たり前じゃなかった世界観があることも、地方の魅力なのかもなぁ、なんて考えたりもしました。焚き火なんて、普通に暮らしていればそうそう、やる機会なんてないですからね。面白い文化もあったもんだと実感します。
ちなみに、東京に本格的に戻るのはもうちょっと先になります。それまでは、存分に地元の良さを実感し、レポートしたりできたらいいな。
そして、新しいプロジェクトも動き始めました。次は、海外ではマルタ、クロアチア、スペインあたりを。そして日本では過疎地域や廃村に密接するようなプロジェクトになります。その辺りの地域について詳しい方いたら、ぜひ色々教えて頂ければと。ローンチ自体はまだ先になるかと思いますが、徐々に進めていますので、お楽しみに。
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