こんにちは。上山です。
みなさん、何か好き嫌いってありますか?
例えば、こういうのは嫌いでこれは好きという好みの話です。
もっとも、無いという人の方が珍しいとは思いますが。笑
人間は十人十色ですし、それぞれ好みはあります。
ただ、好みがあるのは良いのですが、1つ、やめた方がいいことがあります。
それは、自分の主観だけで物事を好き嫌いに分けてしまうことです。
嫌いだからと言って、あるものを嫌いという見方でしか捉えられない。
逆に、好きなものを、好きという見方でした捉えられない。
ある対象を、好みで見てしまうのは、柔軟性という意味では愚かなんです。
例えば、自分が嫌いなものでも、人によっては好きかもしれない。
自分が好きなものでも、人によっては嫌いかもしれない。
大切なのは、相手の見方も尊重した振る舞いをすることです。
度々、遭遇するとある光景があります。
ある人が「これ、すごく好きなんだよね」と言いました。
音楽や、絵や、もしかしたら料理の味かもしれません。
すると、同じ体験をした、もう一人が言うのです。
「自分は嫌いだなあ」と。
それはそれで、はっきりしていて良いのです。
良いのですが、もっと素晴らしい答えがあります。
「自分はそんなに好きじゃないんだけど、どんなとこが好きなの?」
とは、まあ別に口に出して言わなくてもいいんですけどね。笑
要するに、心構えの話なのです。
自分が対象を好きじゃなかったとしても、誰かは好きかもしれません。
であれば、なぜ相手が対象を好きなのかについて理解を示すことも重要です。
なぜなら、感覚や視野、思考の柔軟性を広げるからです。
こういう考えや感覚もあるのだと、受け入れられる世界の形が多様になるのです。
得てして好き嫌いで物事を分ける人が、思考の柔軟性を持たなかったりします。
色々な考えや物事に理解を示せる人が、複数の角度から物事をみれたりもします。
それは、柔軟な発想力や思考力となって、人の思考を拡張します。
好きな理由を知った上で、それでも今は嫌いなのであれば仕方ありません。
でも、なぜ好きな理由も理解しないまま、嫌いになるのは自分の可能性を狭めるだけです。
基本的に、何かを嫌いになったり受け入れないことは、可能性を狭めます。
もしかしたら、別の道もあるかもしれないのに、自分で道を切ってしまうことです。
今の時点でそれは、全く必要ないことかもしれません。
ただ、人間は時間や経験と共に、変わって行く生き物です。
嫌いだったものも好きになるし、好きなものも嫌いになります。
結局、自分の経験や知識量の問題で、その場で右か左か選んでいるだけなんですよ。
僕も数年前まで「結婚なんて冗談じゃない」と考えてましたが。
今は「幸せな家庭が欲しいなあ」なんて考えているわけですし。
全ての物事には確実に「良さ」があるのです。
たくさんの対象について「良さ」を知っていれば。
いずれその感覚や知識が、活きる時があるかもしれません。
あらゆるものの良さや悪さを知ることは、視野を広くします。
世の中にはこんな考えや感覚もあるんだなあと、思考を柔軟にします。
大抵、好き嫌いで物事を判別したい人は、視野狭いです。
思考にも柔軟性がなかったりします。
意識すべきは嫌いか好きかで分けるのではありません。
遭遇したものの「良さ」も「悪さ」も理解していることです。
その上で、好き嫌いがあるのは良いでしょう。
ただ、単純に嫌いという感覚だけで拒絶してしまうのは、あまりにも軽率です。
ましてや、少しも理解しようとする姿勢を見せないのは愚かです。
視野が狭いだけです。
そういった分別する好みの意識が、争いを生むことさえあります。
わざわざ、自分の感情論で視野を狭める必要なんてないのですよ。
もし、何かに対して嫌いだなあなんて思った時は。
好きな人がなぜ好きなのかを探してみてください。
自分が好きだなと思っているものもそうです。
嫌いな人が嫌いな理由を考えてみてください。
物事の好き嫌いなんて、所詮、立場の問題なのです。
一方通行の愛情や憎悪を押し付けるだけでは、真実は見えません。
よく、若いうちに海外に行くと視野が広がると言いますよね。
それは、若いうちに価値観の多様性を知ることができるからです。
より多くの価値観や考え方を知って、自分の脳みそを柔らかくしていきましょう。
今後の社会、そういった思考の柔軟性が重要視されるのですから。
今までの機械みたいに働く社会ではどうだったか知りませんけどね。
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