商品を売りたいと思った時、どのように売れば良いか、迷う方は多いでしょう。選択肢はいくつかあります。地道に訪問をして営業をかける。顧客になりそうな人を紹介してもらう。チラシを撒く。ネット広告を使う。SNSを活用する。手段は様々です。
ただ、集客をして商品を販売することに共通することが1つあります。
結論から言うと、自分が売ろうとする商品に興味を持ちそうな「顧客リスト」を集めることです。最も自分のターゲットにあった顧客を見つけだして、その人たちにいつでも情報を提供できる形を作ること。さらに、情報提供も、広告のように鬱陶しさを感じさせるものではなく、自然な形で興味を持ってもらい、購入まで結びつける形が理想です。
商品を売るということは「自分の商品に興味を持つ顧客を見つける」こと。
そして、見込み顧客がいたら「さらに興味を持ってもらえるように育てる」こと。
この軸がぶれていては、売れるものも売れません。つまり、既に興味を持っている顧客か、興味を持ってくれそうな見込み顧客を集めるところが、最初のスタートとなります。
今回は、ホームページでどうやって売上をあげていくのか、まったく見当の付かない方向けに、私たちの実践する一通りの流れをご説明させて頂きます。また、今回の内容は、あくまで「全体の流れ」ですので、さらにここから項目ごとに掘り下げる必要があります。各項目については、また別途、詳しく解説いたします。
まずはリスト集めです。でも「リストって何?」「 メールアドレスや住所みたいな情報を集めればいいの?」と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。もちろんメールアドレスや住所といった個人情報もそうなのですが、現代社会にはもっと便利な形でリストを集めることが出来ます。それがSNSです。
例えばX(旧Twitter)アカウントを作り、フォローしてくれる人を集める。これで、いつでもこちらから、少しでも興味を持ってくれた人に情報を提供出来るようになります。インスタグラムアカウントを作り、フォローしてくれる人を増やす。これで、自分のブランドイメージをフォロワーに向けて発信できます。Threadsもそうです。Threadsのフォロワーを集めると、より近い距離感でのコミュニケーションが可能となります。他のSNSも同様に情報発信およびコミュニケーションを可能にしていきます。
それぞれ、使い方や顧客の層は異なりますが、いずれにせよ自分たちの商品やサービスに興味を持ってくれそうな人に、いつでも情報発信出来る場そのものは、今すぐ作り始められます。SNSアカウントを開設して、ターゲットとなり得る人々に情報発信し、コンテンツを読んでくれる人をたくさん集めましょう。SNSのフォロワーを集めることで、リストと同様の役割を果たしてくれます。
じゃあ、ソーシャルネットワークを使って人集めをしよう!となった時、その前に、考えるべきことがあります。どんな情報を配信すればいいだろうか、ということです。もちろん、商品の広告や宣伝ばかり出していても、ユーザーは集まってくれません。もし集まったとしても、広告とはユーザーが最も忌避するものなので、すぐにフォローを取り消してしまう可能性もあります。
だからこそ、配信するコンテンツの内容が重要なのです。では「コンテンツは何か」についてですが、ひとまず「記事」がコンテンツと捉えてOKです。例えばスタッフブログです。
本来、コンテンツという言葉には広い意味が含まれています。例えばYouTube動画やTikTok動画もそうです。インスタグラムの画像やリールもコンテンツです。
ですが、今回はブログに書く記事と認識してください。というのも、最初に文章を作れば、後から動画の台本にもなるし、音声として配信もできるからです。文章の持つ汎用性は随一なので、まずブログのような文章から始めると、コンテンツの再利用がしやすく便利です。
内容は、ユーザーにとって「ため」になり「楽しませるような内容」でなければいけません。ユーザーが読んでいて楽しい、もしくは得るものがあるからこそ、続けて興味をもってくれますし、いずれ、コンテンツへの興味が、商品への興味にも向いてくれます。なぜなら、これから集めるユーザーは、商品に興味がありそうなターゲット層を集めるためだからです。
ここで考えるべきは、どんなコンテンツを配信すると、ユーザーが喜んでくれるのか、ということです。自分の商品に興味を持ってくれる人は、どんな情報やコンテンツに興味があるんだろう。顧客について、よく知らなくてはいけません。
徹底的に将来の顧客について理解し「自分の顧客についてなら、何でも知っている!」というレベルまで調べましょう。顧客のプロフェッショナルになる必要があります。
結果「こんなコンテンツに対して興味を持ちそうだな」と思ったら、対象者にSNSで情報提供していけば良いのです。そうしてターゲット層となる人々を集め、コミュニケーションを取り、関係を深め、商品への興味へ促し、購入までたどり着かせます。
「手間だな」と思う方もいらっしゃるでしょうが、一度こうしたリストおよびコミュニティを作ってしまえば後は楽です。頑張って地道にコンテンツを作りこんでいきましょう。
コンテンツも作り、ソーシャルネットワークにアカウントも作ると「さて、はじめよう!」と挑戦に対して心が高鳴るでしょう。ところが最初の意気込みが、そのまま疑問へと変わることになります。「さて、どうやって人を集めよう? 」という、極めてシンプルな疑問です。
一番問題になるのは、どうやって自分自身のアカウントを知ってもらうかです。「みなさんにとって、ここが一番有益で、面白い情報を発信してるんだよ」というアピールをしていかなくてはなりません。さて、どうすれば良いでしょう。そこでSNSや広告を使います。
まずインスタグラムです。こちらは基本的に、画像とリール動画を使った作戦でいきます。自分の商品のブランディングにあった綺麗な写真を掲載し、見込み顧客の方が見ていそうなハッシュタグをつけて投稿します。
ですが、画像をひたすら投稿しているだけだと、そう簡単にフォロワーは伸びません。その上で、リール動画を作って配信していきます。リール動画はある程度ランダムに様々なユーザーへ配信される動画です。インスタグラムに触れた経験のある方は、必ず1度は目にしているはずです。
そして、このリール動画が、最もアカウントを広く露出させ、将来のフォロワーに対してアプローチする武器となります。今のインスタグラムマーケティングは、正直、リール動画無しでは成り立たないでしょう。だからこそ、ショート動画を作るスキルは何らかの形で持っておいた方が良いのです。
また、フォローして頂いた、もしくはフォローした場合、積極的にこちらもいいね!を押してコミュニケーションをとっていきましょう。ユーザーのみなさんは、私たちと繋がったことは、じきに忘れてしまうかもしれませんが、コミュニケーションをとっていけば、ふとした瞬間に思い出して、反応を返してくれるかもしれません。もちろん、じきにファンと呼べる方も繋がってくることでしょう。
X(旧Twitter)は、ストーリーをつぶやく努力をしてください。有益なことをストーリーとして語れば、みなさんの興味をひけます。単純な情報発信ではなく「今日こんなことがありました。スーパーに行った時〜〜」といったニュアンスです。基本的にX(旧Twitter)は文字重視なので、そもそも読んで面白い内容にする必要があります。
そして、X(旧Twitter)は、ユーザーとのコミュニケーションが重要です。ストーリーをつぶやいた時、何か反応が返ってくるかもしれません。その時はフランクで楽しい会話を心がけてください、より、チャットや現実のコミュニケーションに近いツールが、X(旧Twitter)であると言っても良いでしょう。
ただ、もちろん自分自身のブログなどで記事を更新した場合、更新したことをX(旧Twitter)にURLと共に投稿することを忘れずに。URLと共に文言を一言付け加えましょう。内容が気になるような見出しを考えてみてください。
そしてFacebook。Facebookページは未だ、ビジネスパーソンにとってソーシャルネットワークの核になる力を持っています。よくソーシャルネットワークの利用者属性を年代等で分けることがありますが、Facebookの場合年代というより「ビジネスパーソン」という属性が正しいです。未だにメッセンジャーはよくコミュニケーションに使われています。
Facebookでユーザーを集める場合、まずFacebookページに広告をかけます。この時、広告の見出しや画像を工夫して、最も反応がいい広告を出していきます。1,000円分の広告をかけ、1いいね(フォロー)あたりの獲得単価が大体30円程度であれば、いい感じです。50円前後でも、まあまあいい感じでしょう。
もし100円近い単価、もしくはそれ以上になってしまったら、即座に広告を調整します。色々試してみて、なんとか30円〜50円程度の単価で1いいねを獲得出来る広告が出来上がったら、後は、月に30,000円程度、出してみましょう。それだけで1,000いいね!前後、集めることができます。つまり最大1,000人の見込み顧客へ、こちらから情報を配信できるようになるということです。
Facebookは広告を使う。Instagramはリールと画像を使う。X(旧Twitter)はストーリーを話す。以上の基本を崩さないようにしてください。やってはいけないことは、無理にフォロワーを増やそうとすること。例えば、価値も提供できていないのに、相互フォロー狙いです、無理にこちらからフォローしたり、フォローを外したりという行為を続けていると、アカウントが凍結されてしまいかねません。
しばらく運用し、いいね!やフォロワーが集まってきたら、いよいよ記事の配信スタートです。InstagramやFacebookは、そのまま運用していくとして、まずはX(旧Twitter)に注力しましょう。
コンテンツ配信の方法そのものは簡単です。毎日、20時ころに、ブログに書いた記事のURLをコピーしてX(旧Twitter)の投稿欄に貼り付けましょう。リンクをX(旧Twitter)に貼ると、自動的に冒頭数行とタイトル、そして画像が投稿欄にあらわれます。そこに、3行くらいメッセージおよび簡単な概要を付け加えてアップします。
ところが、基本的に反応は想像以上に少なくなります。もし、想像以上の「いいね!」が来たとしたら、コンテンツの質そのものが抜群に高い、と言えます。というのも、例え1,000人のいいね!が集まっていたとしても、記事の内容が到達するのは、その中のせいぜい10分の1程度です。X(旧Twitter)側が、投稿した記事をどれだけの人数に到達させるか、ルールを設けているからです。
ただ、Facebookページであれば、そのルールを打ち破る手段はあります。「投稿そのもの」に広告をかけることが出来るのです。もし、この記事だけは拡散したい! というような記事がありましたら、投稿に対して少額でも良いので広告をかけてみてください。すると、広範囲に拡散され、後は記事そのもののポテンシャルが高ければ、さらにバズという形で認知拡大にこぎつけられます。
X(旧Twitter)で時間を定めて定期的に発信する。ブログや自社メディアで記事を書く。Instagramにリール投稿をする。重要なもののみ、Facebookページや、記事そのものに広告をかける。後はコンテンツの質さえよければ、人はどんどん集まってきます。ちなみに、X(旧Twitter)の場合、3000フォロワーあたりをこえると、広告をかけなくても頻繁に更新していれば、自動的にフォロワーが増えていくようになります。ぜひ、頑張ってあなたのコンテンツにファンをつけてください。
ソーシャルネットワークは、それぞれ別のユーザー層を抱えています。X(旧Twitter)、Instagram、LINE、Youtube、インスタグラム、TikTok、Threads、Pinterest、その他SNS、それぞれたくさんのユーザーを抱えています。そして、それぞれのSNSはこんなユーザーが好む、という特性を持っています。特性を把握しながら、各SNS ( ソーシャルネットワーク ) に適合する投稿をしていきます。それも1つのコンテンツ作りです。ブログで書いた記事へのリンクと概要を投稿するのか、画像を投稿するのか。YoutubeやTikTok、インスタグラムを使って動画を投稿するなら、どんな投稿をするのか。
例えば、TikTokであれば年齢層が低めのユーザーが使う傾向にあったりします。X(旧Twitter)は、チャット並に気軽に投稿および返信できることもあり、フランクなコミュニケーションが多く目立ちます。Instagramであれば、おしゃれな画像の投稿や、特徴のあるリールが受ける特性があるようです。既にたくさんフォロワーを集めているアカウントを研究し、どんな画像やリールがアップされているのか研究してみましょう。
YouTubeは、数多くの視聴者を集めているアカウントがありますよね。人柄や人間性がよく伝わるので、普段オフラインで饒舌に語り周りを巻き込むタイプの人が、伸びやすくもあります。あと、映像メディアでの企画力がものを言います。Threadsは個人の本音やプライベートな会話を発信する、より人間味のある場所を構築しています。
他のSNSに関しても、それぞれこんな人が好む、こんなアカウントが好まれる、といった特性を持っています。それぞれのSNSに関して、ユーザーと特性を徹底的に調べ、こんなアカウント、こんなコンテンツが好まれるだろう、と仮説を立てた上でコンテンツの提供を続けていきましょう。
理想は、SNSの専門のチームおよび担当を立て、担当がリサーチや調査、その他コンテンツ制作、配信などを行っていくことです。SNS活用はかなりやることも調べることもあるので、常にその特性を先読みして配信してみましょう。各プラットフォームでファンを獲得することが出来るので、圧倒的に宣伝効果は高くなっていきます。ぜひ、挑戦してみてください。
SNSで人も集まり、記事をアップし、自分自身のホームページに誘導出来るようになったら、今度は商品ページへ誘導して、購買まで結びつけていかなければなりません。サービスであれば、サービスのお申し込みですね。いくら導線が出来たとしても、実際に購入されなければ意味がありません。
そこで、商品ページを充実させます。もしくは販売したい商品ごとにランディングページを作りましょう。さらに、ブログには商品に関連する記事を書き、文末に商品ページへの誘導バナー、もしくは記事そのものを商品紹介の内容に仕上げ、購入およびお問合わせページへとリンクさせます。そこから、商品の購入へと結びつかせます。大切なのは「こうした流れであれば、お客様もスムーズに購入までたどり着いてくれるだろうな」という全体の流れをイメージすることです。
たとえば、いくらソーシャルメディアにフォロワーが多くついていたとしても、商品の紹介ばかりだと退屈なので、離脱してしまいます。大切なのはお客様を楽しませる、もしくは知識の糧になるような内容を、しっかりと提供していくことです。その上で、なるべくスムーズに商品購入まで到達してもらうこと。これが、重要です。
もし、まだまだ反応が少ない = 興味のみで、購入の検討には入っていない場合、その商品および、サービスの必要性を訴えかける記事などを投稿することで、顧客を徐々に育成していきます。何度も記事を書き、提供していく中で、顧客に「何としてでも欲しい」と思わせるような、雰囲気を作り出していくことが大切です。
大切なのは、無理に購入させないこと。そして、購入する予定がないのであれば、自分に魅力が無い、もしくはまだ認知が足りないのだと反省し、求められるような状況にしていきましょう。
ランディングページ、または商品ページへの誘導導線を作ったら、後は調整あるのみです。ホームページにはGoogleアナリティクスを設置し、現状における弱点を分析、改善していきます。例えばランディングページのボタンの位置を変えてみたり、文言を変えてみたり。商品ページの写真サイズを大きくしてみたり、色を変えてみたりなど、微調整を繰り返しましょう。
こうすれば購買率があがるんじゃないか、ここがこうなっているから商品購入に躊躇うのではないかなど、仮説を立てて作っていくことも大切です。仮説があるからこそ、試してダメだった試作と効果があった試作がわかります。もし仮説なしで修正を進める場合、良かった修正と悪かった修正を、整理して分析できないので、効率が圧倒的に悪くなります。必ず、仮説を立てて、修正、検証していくことが大切です。
また、改善していくのは、なにも商品ページやランディングページだけではありません。コンテンツそのものの発信方法や文章の書き方、表現方法、テーマ、導線の作り方、更新頻度、写真、投稿時間など、ありとあらゆる側面から分析し、最も成果のあがるパターンを見つけ出していきます。
多くの場合、この作業を積み上げていかなければ、最大の結果は発揮できません。ありとあらゆる角度からのPDCA、積み重ねこそ、本当の成果に結びついていくのです。作ったら終わり、ということは、ほとんどありません。
ざっくりとした大枠の説明のみ書いて参りましたが、ここまでを積み重ねれば、そこそこ商品を売ることは出来るようになります。ただ、まだまだ出来ることはあります。例えば、Googleリマーケティング広告です。一度、ページに入ってきた人がいたら、その人がネットを見る時だけ、ネット上にあるGoogleの広告枠を全て、自分のホームページの広告にしてしまうことができます。
みなさん、1度閲覧したページや商品の広告が、ずっと、どのページに行っても表示されているという経験はありませんでしょうか。ネットサーフィンをするほとんどの方が、経験したことがあるのではないでしょうか。一度、ページを訪問したユーザーに対し、該当商品の広告を提供し続ける仕組みを、リマーケティング広告と呼んでいます。
ユーザーから見れば鬱陶しい気もするのですが、一度訪れ「また考えてから購入を決めよう」という方を、購買まで引っ張ってくるという意味で、高い効果を発揮します。もちろん出稿するバナーのデザインやコピーライティングなどの魅力次第ということもあります。ただ、現状、見込み顧客の取りこぼしを無くす上で、一定の効果を発揮する広告です。
SNSで育て、ページで購入し、購入しなかったユーザーに対しては、改めてリマーケティング広告で再提案する。このサイクルの効果をPDCAでどんどん、高めていきましょう。もちろん、出稿するバナーも微調整を行い、どんなデザインや、どんな文言が一番効果的なのかを探りながら運用していきましょう。きっと、さらなるお問い合わせや購入を期待出来るようになることでしょう。
ここまで広告を使いこなし、たくみに商品購入まで誘導したら、後は徹底的にページ数を増やしていってください。なんだかんだ言って、ページ数が多いことは強いです。ただ、もちろん内容に手抜きがあってはいけません。ユーザーが好むような、面白いと思うようなコンテンツを、さらに突き詰めながら記事を書き、どんどんページを増やしていきましょう。
ページというのは、記事だけではありません。商品ページやランディングページなども、出来る限り内容をつめ、作っていきましょう。単純に、取り扱い商品が1,000商品以上あるだけでも、売上はかなり違ってきます。そんな商品のページ数に質が加わったら、Googleの検索エンジンにも評価され、どんどん自然検索からもサイトを訪れる人が増えます。
ソーシャルの使い方も大切ですが、自然検索でページがたくさん引っかかり、なおかつその記事数が膨大にあれば、怖いもの無しです。この考え方は私自身そんなに好きじゃないのですが、単純に1日1回閲覧されるページが100万ページあれば、100万ページビューになりますよね。どんどん自社のページを作り、アップしていきましょう。いずれ、スタート段階では予想もできなかった閲覧数および売上に繋がります。
ただし、絶対に他人のコンテンツをコピーしたり、同じような文章を使うのは辞めましょう。これらはコピーコンテンツと言ってGoogleが最も嫌う行為です。ヘタすればホームページ全てが検索エンジンでペナルティを与えられ、誰も自然検索からでは流入してこない、なんていう事態さえ起きかねません。というより、コピーコンテンツを作っていたとしたら、確実にペナルティを受けます。記事は自分の頭で考え、オリジナルで価値のある内容を、ユーザーに提供していきましょう。
ページ数も増え、基本的な構造の全てが整えると同時に、お問い合わせ、購入履歴、メールマガジンなどから手に入れた個人情報を、どんどんリスト化していきましょう。リスト化するツールはスプレッドシートでもOKです。スプレッドシートを開いて、名前、性別、年齢、メールアドレス、電話番号、住所、その他重要事項などを、どんどんまとめていきます。
何に使うかというと、キャンペーンなどのお知らせや、その他これだけは、なんとしてでも知ってもらいたい、拡散したい、売りたい、といった時に送信するためです。
年齢層によっては記入された住所にチラシ、メッセージカード、特典のお知らせなど、紙媒体で送るのも良いでしょう。ただ、郵便物を嫌がる可能性もあるので、注意が必要です。郵便物が嫌がられるなら、少なくともメールアドレスさえ知っていれば、こちらからプッシュ出来ます。もし、重要なお知らせで、どうしても電話が必要な時のみ、電話を使うと良いでしょう。
近年、こうしたコンテンツ配信型のマーケティングは、LINE公式アカウントなどのメッセージアプリが主流になりました。しかし、だからと言って、メールをあなどってはいけません。しっかり自社ブランドに対してファン化できているターゲット層には、重要なお知らせや、知ってほしい情報を徹底的に書き込み、送信すると、想像以上の反応があります。
ただし、大切なのは、送るメールの内容です。相手にとって、知って得する内容であったり、楽しませるような内容でなければいけません。つまらないメールを送ったところで、よくてゴミ箱行き。それどころか、鬱陶しく感じさせてしまう可能性もあります。注意しましょう。
もし可能であれば、スプレッドシートでまとめたリストも細かく属性ごとに分類出来ればなお良しです。例えば、あまり興味の無いお客様、興味のあるお客様などグループわけして、送る内容をそれぞれ変える。住んでいる地域別にリストをわけて、地域別に送る内容を変えるなど、ニーズにあった情報を提供するようにしましょう。需要と供給ががっちりマッチすれば、お客様も商品に興味を持ってくれるますし、徐々に購入へと意識を向けてくれるようになります。
今回は、ざっくりとウェブマーケティング全体の流れをご説明させて頂きました。ホームページでのマーケティングをどのように進めていけば良いか、ご理解頂けたでしょうか。
とにかく、途中で諦めることなく、こつこつと続けていくことです。SNSを使ったコミュニティ作り、コンテンツの配信。広告での集客、商品およびランディングページへの導線作り、分析と修正、そしてリマーケティング広告と投稿数。やることは膨大です。
確かに、地道にこれらを続けていくのは至難の業です。ただし、実際に自分自身がオフラインでの方法を使って商品を売ろうとした場合を思い浮かべてください。結局のところ、地道であることには、変わりないのです。ホームページで行うマーケティングは、やればすぐに儲かるものではもありません。地道な更新、コンテンツそのものの質の高さ、戦略、そして諦めずに続けて改善と提案を行っていくこと。これらを継続してはじめて、大きな結果が出てくるものです。
時には、たった1つの記事が数多くの人にシェアされ、読まれたり、インターネットにアップしたコンテンツが何かの表紙で拡散し、数多くの人の目に触れることがあるかもしれません。その結果、飛躍的に売上をあげることも可能でしょう。大きな一発を時々生み出しながらも、気を緩めず継続することで、さらにウェブマーケティングの効果はあがっていきます。ぜひ、諦めずに続けてみてください。そして、より大きな結果を生み出していきましょう。
様々な事業開発に携わり、自らも連続的に事業を立ち上げる環境下で培われた事業デザインスキルと、高品質な技術をWEB制作に組み入れた独自手法で「求められるWEBサイト」をご提供。単純なWeb開発ではなく事業およびユーザー視点から、皆様のビジネスを手助けします。
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