起業家×マーケター×ファウンダーの上山翔太です。
今はWORKROOMという学校を経営しております。
過去には、イベント事業、ホームページ制作事業、コンサルティング事業を立ち上げ、運営。
2015年の頭にセブ島で立ち上げたクリエイター育成の学校事業を売却。
今は起業家の育成に携われたらとアメリカの投資家と組み、事業を立ち上げました。
なお、アナログの事業ばかりやっていますが本当に得意なのはITです。
以後、よろしくおねがいいたします。
さて、今回の議題は「起業したいけれど何をしていいか分からない」というお話です。
最初の投稿ということで、初歩の初歩から初めていきたいと思います。
実際、起業を志す方は、ほとんどが経験したことがあるのではないでしょうか。
まず言えることは、最初からこれをしたい!と思える人は、ごく一部ということです。
分からないのが当然なんです。何も無いのが当たり前なんです。
今、育成カリキュラムを受けている方も、やりたいことが明確な方はいません。
では、どうやって事業を進めていくのでしょうか。
成功した人が話すことが1つあります。
それは「何をしたいか」より「どう生きたいか」を考えようということです。
自分の心の中を探ってみてください。
何をしたいかは特に思い浮かばなくても、こう生きたい、という理想はありませんか?
例えば、自由に生きたいであったり、ワクワクする生き方がしたいであったり。
苦労せずに生きたい、であったり、世界中旅して生きたいであったり。
自分のしたい生き方を基準として、逆算してみればいいのです。
どうすれば、自分のしたい生き方を実現できるのだろう。
何をすれば、世界中旅していきれるのだろう。
どうやって、自由に生きれるようになるだろう。
自分の実現したい生き方から逆算し、何をすべきかを導き出す。
この手段であれば、ほとんどの人が、すべきことに行き着くはずです。
好きな生き方が出来ない、という問題を解決すればいいのです。
さて、あなたはどうやって解決していきますか?
もし思いつかないのであれば、インプットする情報量が足りていません。
日常的に世の中の事業や仕事について、集めることから初めてみてください。
情報がインプットされていれば、情報を繋ぎあわせて見つけ出せます。
「何をしたいか」なんて何でもいいのです。
どうやって自分の実現したい未来を掴むか。
そこからの逆算で、何をするかを見つけることができます。
まず、好きなもの、打ち込みたいものに出会えたらやる、という考え方は捨てましょう。
生き方から考えて、自分自身の未来に向けて、現実的に進めることを仕事にしましょう。
なるべく早く実行に移してください。
人があつまり、お客さんが増えたら、気付けば没頭するようになっています。
起業家はそれをやると決めたら、徹底的に勉強してその分野のプロフェッショナルになります。
ジャンルや、何をするか、ということはあまり考えることはありません。
そして、自分が実現したい生き方を誰かに与えようと思った時。
全て自分の欲求でしかなかった想いを誰かにも与えようと考えた時。
会社や事業のビジョンが生まれてくるのです。
最初に理解していただきたいのは「何をするか」なんて、なんでもいいということです。
「何をするかはなんでもいい」から「理想の未来をどう実現するか」を考えるべきということです。
それでも「何をしたいか」から考えるのであれば、ほとんど見つかりません。
既存の大企業だってそうです。
少し、企業の生み出した事業とそのビジョンを見てみましょう。
例えばLINE。
最初はコミュニケーションアプリとして特化していました。
今はゲームを始めとして様々な機能が存在します。
LINEのビジョンは下記です。
「世界中の人と人との関係性はもちろん、様々な情報やサービス、モノとの距離を縮め、心地よい関係性を創出してまいります。」
つまり、上記のビジョンを実現するために、必要な事業を立ち上げているわけですね。
ビジョンの実現さえぶれなければ、どんな手段で仕掛けることも出来る。
先ほどの生き方から逆算する考え方に似ていませんか?
Appleであればどうでしょう。
Appleは明確な理念を発表していませんが、1つ、スティーブ・ジョブズによって残された言葉があります。
「テクノロジーを介して何百万人もの人の生活を変える」
テクノロジーを介して生活を変えていくにはどうしたらいいか。
そこに、今のiPhoneやMac、iTunesのような成功があるのです。
1つの商品、事業にこだわらず、ビジョン実現のためにたくさんの事業があります。
ではFacebookはどうでしょう。
「共有を広げ、世界をもっとオープンにし、人々のつながりを強める。」
上記の理念の元にFacebookは事業を展開しています。
近年ではインターネットを世界中につなげるため、ドローン開発をしていますね。
ドローンを世界中に飛ばし、そこからネットをあらゆる場所に接続するのです。
ほかにもインスタグラムの買収などがありますね。
いかがでしょうか。
自分の実現したい世界から逆算し、何をすべきかを考える。
事業をこれから作っていく上でのスタンダードであることは間違いありません。
生き方、もしくはどんな世界に生きたいかを考える。
そんな未来を実現するには、どうすればいいかを考える。
結果的に、何をすればいいかが分かる。
上記の流れを、実践してみてください。
何をするかを考えるよりも、スムーズにすべきことが見つかるはずです。
もし、実現したい世界や、自分の理想の生き方さえ無い場合どうするのか。
それは、ビジョンごと見つけなければならないのですが、また次回の投稿でお話していきます。
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