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ブラウザよりアプリ? 時代はアプリからブラウザに戻るかと。

ブラウザよりアプリ? 時代はアプリからブラウザに戻るかと。

楽天がブラウザを軸にしたゲーム事業をすると聞きました。
これは、正直、いいところに目をつけたなと思ったんです。

僕は、アプリは永続的に続くものではない、と考えていました。
いずれブラウザに全て戻るでしょう。
そう考え、アプリのプログラムを習得することをやめました。

というのも、アプリは「ダウンロードする」という時点で面倒だからです。

アプリとブラウザの違いは何かというと、挙動です。
アプリの方がブラウザで動かすよりも、スムーズで使いやすいのです。

ただ、こういった技術的な差異は、時間と共に解決します。
それは、歴史が証明してくれていますよね。
10年前の僕に、JavascriptがFlashを駆逐すると言ったら、信じなかったかもしれません。
それだけ、今と10年前の状況が異なるのです。

ブラウザでアプリと同じくらいの挙動が実現できる時代を想像してみてください。
ブラウザから検索して対象のゲームをブックマークすればよくなりますね。

何も、重たいデータをダウンロードすることもありません。
開発サイドとしても言語が統一されて楽になります。
ウェブのフロントエンドエンジニアでもアプリ開発ができます。

現在はAndroid用とiPhone用の2種類アプリを作る必要があります。
さらに審査という過程を通らなければなりません。
ところが、ブラウザなら何の審査もなく好きなだけアプリを公開できるのです。

もし、ブラウザがアプリ並の性能を発揮できるようになったなら。
正直、わざわざアプリでダウンロードする必要もありません。
ブックマークすれば良いだけの話です。

例えばGoogleは、AMPプロジェクトを進めています。
ネイティブアプリ並にホームページの挙動を高速化する計画ですね。
AMP HTMLというフレームワークを活用し、アプリなみに表示速度を向上する仕組みです。

実際、一部、僕のブログで試してみました。

すると、AMPに対応したページ限定ですが、アプリと大差ない速度で表示が実現されたのです。
ただ、まだAMPプロジェクトは進行中のプロジェクト。
現状Javascriptはほどんど使えず、制限も多い状況です。
これは、キャッシュを活用してるということだし、まあ当然と言えば当然です。

しかし、かつてのHTML5やCSS3がそうでしたね。
どんどん進化していくことは間違いありません。
Javascriptも動くキャッシュとか出来るんでしょうか。

また、3D描画を可能とするjavascript APIもどんどん進化しています。
WebGLのようなブラウザをベースとしたものは、実用性も上がってきました。

WebGL Samples
http://webglsamples.org/

現状でさえブラウザのみで、ここまで動作するのです。
向こう10年以内に、ブラウザを通してアプリ並の動作が実現されないはずはありません。

なお、Google Chromeなどのブラウザは、他にも様々な実験を行なっています。
例えば、Bluetoothを介した機能をホームページから利用できるようにする実験。
プッシュ通知をホームページから可能とする実験も同時に進行していますね。
というよりプッシュ通知に関してはもう実現できますし、導入しているサイトも見られます。

この状況から見ても、ブラウザがアプリの代わりになる未来も、そう遠くはないでしょう。
今のネイティブアプリ並みの機能を、ブラウザとホームページで実現できる時代がきます。

だからこそ、GoogleのChrome BookのようなPCが生まれてくるのです。
クラウド利用ベースかつ最軽量、かつ格安なデバイスの魅力は未来にあります。
となると、考えられるのが、ホームページブラウザを軸としたアプリのプラットフォームでしょうか。

遥か昔、Flashゲームの時代には存在してましたね。
ホームページで遊べるアプリを集め、即座にブックマークできるポータルサイト的な立ち位置。
現状のapp storeに位置づけられるようなプラットフォームが出来てくると予想できます。

ちなみに、このアプリからホームページの流れって、かつて、どこかで体験したなと。
そう、FlashからJavascriptに移行する流れに似ています。
結局、外から入れるものは排除され、ホームページだけで完結するものに、集約されていくのです。
いずれブラウザだけで現在のアプリの全てが実現出来るでしょう。

その点で言えば、楽天の今回の判断は、かなり先を見た判断なのかもしれません。
今更ブラウザのゲーム、という人もいるだろうけど、果たして、そうでしょうか?
もっとも、VRやら何やら、色々なデバイスとプラットフォームが生まれてくる時代。

そもそも今のインターネット閲覧の方法が、どこまでキープされるのか。
ブラウザも消えてるかもしれないので、あくまで予想の範囲を出ないですが。
最後にそんな含みを残した上で、少し未来予想をしておきます。笑

上山 翔太

この記事を書いた人

上山 翔太

2007年からWEBデザイナー / エンジニアとして活動を開始。2015年には、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールと運営していたメディアを売却。その後、アメリカで事業デザインを無理やり学ぶ。帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、新規事業開発、起業家育成に従事するほか、マーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を提供。「IT留学シェアハウス」や「起業教育・支援プラットフォーム」を開発、運営。その後、株式会社QUONを立ち上げ。WEB制作事業を軸として、クリエイターと起業家を産む村づくりプロジェクトなどをバリ島と日本を中心に推進。

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