亡くなる時に人が話す「最後の言葉」第1位を聞いて思うこと。

公開日 : 2017-07-04 / 最終更新日 : 2023-11-12

亡くなる時に人が話す「最後の言葉」第1位を聞いて思うこと。

Twitterで、あるツイートが流れて来た。 亡くなる時に患者が言う言葉ナンバーワンが「あんなに働かなければよかった」なのだそうだ。だからツイートした人は「楽して生きるように心がけよう」とつぶやいていた。そのつぶやきは、 […]

著者: 上山 翔太

Twitterで、あるツイートが流れて来た。

亡くなる時に患者が言う言葉ナンバーワンが「あんなに働かなければよかった」なのだそうだ。
だからツイートした人は「楽して生きるように心がけよう」とつぶやいていた。
そのつぶやきは、やたら何度もシェアされていた。

一方で僕は、同じツイートを見た時に、別の考えが頭をよぎったことを思い出した。

同じ内容を見て僕は「死に際に後悔しないよう、ワクワクする仕事をしよう」と感じたのだった。
少しも「楽をして生きよう」という考えなんて浮かばなかった。

最初に言うと、別に「苦労して生きた方がいい」なんて思っていない。
自分のやりたいように生きれば、それで良いのだ。
楽して生きる人のツイートも、シェアした人にも悪意はない。

だが「え、ほんとにいいの?」と脳裏によぎった。

よく言われるように、人間は仕事して生活費を稼ぐ。
だから、人生の大半を仕事に使う。

もっとも、僕は働くという概念に対して、苦痛だとか辛いだとかいう感情は持っていない。
自分が好きな仕事や働き方を実現したので、もはや高度な遊びに近い。

誰かと会って、話をして、一緒にサービスを立ち上げていくのが楽しい。
ワクワクするし「これ行けそう!」 と思った時の感動は格別だ。
うまく行ったときやそうでない時、仲間と一緒に飲むのも楽しい。
別に時間が縛られているわけでもないし、それでも仕事を作り出している。

僕は、この10年で、自分が自由に好きな仕事を作り出せる術を獲得した。
おかげで、1日中好きなことをやっているようなものだ。
行ってみれば、世間一般で言う古めかしい「仕事」という感覚は存在しない。

だからこそ「楽して生きてこなくてよかった」と思うのだ。

自分で言うのもなんだが、自分でもあえて苦難の道を歩んだと思う。
贅沢できるだけのお金を得ても、自己投資や事業経験に当てた。
普通の幸せを先伸ばしにして、長期的に物事を考えた。
そして、30代になった時、好きな仕事をするために経験を蓄積したのだ。

おかげで、今死んだとしたとしても「楽しかったな」と話すだろう。
今もまだやりたいことがたくさんあるので、死ねないが。笑

そして、もはや今後、仕事が無くなるかも、とか怖がる必要もない。
自分の価値を存分に発揮できることがわかっているし、楽しんでお金を稼げる。
資本主義である限り、人は仕事で社会に関わらざるを得ない。

だからこそ、楽して生きようという意味が「楽な仕事を最低限」であるなら最悪だ。
最も「楽」や「自由」「ストレスフリー」という言葉からは遠ざかる。
なぜなら、仕事が目の上のたんこぶでしかなくなるからだ。

毎日、あまりしたくもないことに、8時間も使う。
人間の稼働時間が16時間だとして、半分だ。
人生の半分を、あまりしたくもないことに使うのだ。
まったくもって、その価値が意味不明なのだ。

どうしたって、その8時間だって思い切り楽しみたい。
仕事という8時間が、楽しいことになれば、本当の意味で自由だ。
おまけに、未来にも人生にも先行き不透明になることもない。
楽しんで仕事をしている人は、結果的に求められるからだ。

それか、仕事をしない生き方を選ぶという道もある。
だが、その仕組みを作るために大きなリスクがつきまとう。
遺産相続や何かの紛れ当たりでそうなることもあるだろうが、求めるだけ無駄だ。
ラッキーパンチを狙うより、自分の頭で考えて進んだ方が早い。
どう考えたって、楽しようとすることはリスクでしかないのだ。

現実的にどうすれば理想が叶うか、直視していないケースが多いのではないだろうか。
どうして、わざわざ自分が抑圧される方向の生き方を選ぶのか、理解に苦しむのだ。
何を考えて、楽出来ない方向に進もうと思うのか、意味がわからないのである。

現実的に考えたところで、答えが一向に出てこない。

早くゴールに迎えるように、筋書きを立てて、動いて行った方が早いだろうに。
その間には辛いこともあるかもしれないが、たどり着いたら非常に生きるのが楽しい。
歩み始めもせず、楽ばかり考えていたら、いつまでも楽できないままになる。
おまけに、人生の時間の半分を楽しくも無い所に使うのだ。

まあ、それでも楽しい人はそれでいいのだろう。
人生に対する価値観なんて様々だ。
半分の時間抑圧されても楽しいものは楽しいだろう。
早く理想を手に入れるよりも、半分苦痛で半分楽の生活を送るのもいいかもしれない。
例えば、その間に不要だと言われてリストラされたりするかもしれない。
将来の生活に、怯えることもあるのかもしれない。
でも、楽で楽しいと自分が思えるのなら、良といえば良いのだろう。
一周回って、そういう生き方が信念になることもあるかもしれない。
今の時代は、有りとあらゆるものは価値観次第で全て「良く」されてしまう。
だから、一概に悪いとか良いとかは言えない。

ただ、そんな生き方が直感的に「嫌だ」と感じたのであれば。

早めにゴールを決めて理想を手に入れる筋書きを描くことだ。
その道を一歩一歩踏みしめて、着実に歩んでいくことだ。
間に苦労があるかもしれないけど、きっと楽しめる。
そして、一刻も早く、自分の臨ゴールにたどり着くことだ。
決して、目の前の楽という文字に踊らされるべきではないのである。

それにしても、本当に理解できない。
今の世代であり、そういう時代、ということなのか。

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