経験してわかった!「早期リタイア」が実は楽しく無いと思う3つの理由。

公開日 : 2017-03-26 / 最終更新日 : 2023-11-12

経験してわかった!「早期リタイア」が実は楽しく無いと思う3つの理由。

よく、皆が口にする「早期リタイア」という言葉。僕、実は片足突っ込んでみた時期があるんですね。 けっこう稼げるようになってきたし、収入源も増えてきたということで、仕事やめてみたんですよ。ゆるく生きるのも悪くないかなぁと思っ […]

著者: 上山 翔太

よく、皆が口にする「早期リタイア」という言葉。
僕、実は片足突っ込んでみた時期があるんですね。

けっこう稼げるようになってきたし、収入源も増えてきたということで、仕事やめてみたんですよ。
ゆるく生きるのも悪くないかなぁと思ったりして、家でだらだらしていました。

すると、すぐに3つの変化を体験することになりました。
今回、この3つの変化がイコール、早期リタイアはあまり良く無いかも、と思う理由になるのですが。

ぶっちゃけ、早死にすると思います。
もし、早期リタイアしたなぁと考える人がいたら、少し考えてみてください。

早期リタイア後、人間関係が疎遠になって友人と会うのも辛くなった。

やっぱり、人生って人間関係なんだと思い知らされたような気がします。
みんな、頑張って生き生きと働いているわけなんですよね。
その中で飲みに行こうよとか誘うわけですよ。

すると、これからやりたいこととか仕事の話になりますよね。
時間が立つほど、彼らの気持ちがわからなくなってくるわけです。
遊ぶにしろ、僕は時間を自由に使えるので、基本的に相手にあわせられます。
でも、何か、自分と友人のギャップを感じてくるんです。

このままでいいんだろうか、っていう違和感が強くて「勝ち組」なんて到底思えなかったです。
むしろ、置いて行かれているような感じに陥って、もんもんとしてきます。
自分の能力値も、普通に働いている人と差を開かれているような気がしてきます。

おまけに「いいなぁ」とは言われますけど、認めてもらってる感じがしないです。
自己顕示欲ですかね、というより承認欲求みたいなものは、一切満たされません。
旅行してもそうです。
今まで仲がよかった人たちと、早期リタイア後では、別の異世界にいるような気持ちになります。
思い出すだけで、なんだか孤独感に苛まれるような感じです。

早期リタイア後、自分の能力の劣化があからさまに不安になった。

何かあって社会に戻ったとき、自分は最前線で仕事出来るんだろうか?と不安になります。
確かに、過去に起業を売却したり、いくつも事業を収益化できたかもしれません。
でも、家でゲームしたり映画みている時に思うんですよ。
あれは、夢でもみていたんじゃないかと。

今の自分が、もう一度同じことをやれと言われて、出来るだろうかと不安になるんです。
よく、あの時、あんなにリスクを負って戦い抜けたなって、他人事のように思いはじめます。
もうなにもリスクを負う必要は無い、という状況になってから、疑問を持ち始めるんです。

これ、なんでなんだろうな、って考えてみたんですけど。

社会に対して、誰かに対して貢献していないと、自分の存在意義が消え去る気がするんじゃないかと。
だって、普通に考えて早期リタイアした人間なんて、もはや社会に不要なんです実際。
社会に不要ということは、人間的に不要っていうレッテルを貼られた気持ちになるんです。
みんな、毎日働いて、ある意味仕事という共有意識を持って、生きているわけじゃないですか。
だから、愚痴を言ったり、違いを認めたり、存在を認識しあったりする。

そこから必要とされないということは、社会の大多数にとって不要な存在なわけです。
まわりから、早くお金だけ使って死んでくれと言われてる気さえしました。

社会はかなり早い速度で進んでいて、ちょっと放り投げてしまうと、すぐ置いていかれます。
自分の能力がそこを凌駕していないと、不要な扱いされているような感覚になります。
早期リタイア後の世界が理解できなくなってきて、惨めになります。

あと、同じように早期リタイアしたとか話ている人にも会いましたが、あわなかったってのもあります。
友達になっても一体なに話せばいいんだろうとか。
女子の話とか、どこで遊んだとか、そんな話ばっかりで、なにも楽しくなかったわけです。
もっとこう、腹のそこからワクワクするような感覚に飢えていました。

早期リタイア後、人生の意味がわからなくなって、逆にストレスが溜まってしかも太った。

こうなってくると、徐々に、自分の生きている意味がわからなくなってきます。
これまで何かを生み出そうともがいてきた人間が、いきなり生産的じゃなくなると、無になります。笑
確かにストレスは無くなり、生活は楽になったんですが、それって何の意味があるんですかね。

生きてて意味あるんですかね。ってか、生きる意味ってなんだろう。
そんな、これまで考えなかったであろう哲学的なモードに入ってきて、鬱っぽくなったりします。

家から出なくてもいいので、ぶっちゃけ1ヶ月近く、ほとんど家から出なかった時期もありました。
好きなもの食べてますし、もともと運動、そんなに好きじゃなかったので、ものの見事に10キロ太りました。
その時付き合っていた人からも 「外見詐欺」みたいな感じで言われましたし。
これは、まあ、運動しろよって話なんですが、なんだかこう、生気が自分の中に宿らなかったです。

思ったのは、完全にこれ、早死にするなぁってことです。

定年退職後のおじいちゃんってすぐボケるって言いますね。
仕事を続けているおじいちゃんは若々しいって言いますね。
目標を失った瞬間に、人って一気に生きる意味を失うんだと思います。
心が一喜一憂しなくなり、刺激もなく、一喜一憂もしないから、心が死んでいくんだと思います。
少なくとも僕は、そんな路線にハマりつつありました。

好きなことやり続けられるんですもん。
好きだったことも飽きて、次第にどうでもよくなってきちゃいますよ。
旅行とかも、海外に行って新しい体験をするぞ!っていう行動そのものに飽きてきましたもん。

ディズニーランドだって、1年に1回いくから楽しいんです。
たとえ1年に1回だって、10年毎年行ってれば飽きてきますよ。
人生の色々な楽しみに飽きてしまったら、それこそ人生の終着点ですからね。

結果、持っていたキャッシュのほとんどを次の事業にぶち込んだ。笑

そんなわけで、なにもかも悶々としてきて、即面白い人たちと会いにいきました。
これから、色々な事業を展開していくよ〜って人たちです。

持っていたキャッシュのほとんどを、その人たちに投資して、ほぼカラの状態に戻りました。
別に、だからと言って追い詰められるわけじゃないんですが、なんだか楽しかったです。
きっと、僕にはお金持って早期リタイアっていうのが向いていないんでしょうね。

4ヶ月程度で限界でした。

今は色々と楽しいことをしているので、だいぶワクワクして生きていられてます。
結婚の話とか出てきた時に、あ、やっぱりちょっと残しておくんだった、とか思いましたけど。笑
そのために、一気にキャッシュを準備しようとしている挑戦も、また楽しいですね。

自分の頭をいかに使って、仕事や事業を成功させるか。
難解なパズルを解こうと、オーバーヒートするくらい考えたり試したりするのが楽しいんです。
追い詰められるようなところがあってこそ、人生もワクワクして生きられますね。

早期リタイアには、向きも不向きもあります。
自分が本当にそこに向いているのか、考えてみた方がいいと思います。
もし向いてない場合は、早期リタイアって言葉を聞いただけで、寒気がしますから。笑
まあ、やっぱりそれでも、向いてる人には向いてるんだろうなぁ、そういう生き方。

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