違和感は淘汰の前兆。いずれ無くなる仕事の見分け方。

公開日 : 2015-10-06 / 最終更新日 : 2023-11-14

違和感は淘汰の前兆。いずれ無くなる仕事の見分け方。

定期的に、今後10年で無くなる仕事、という記事が出ています。変化も進化も激しい今の時代。時代は便利な方向にひたすら進み続けているということは、非効率なことをやっているのであれば、代替される仕事も出てきたりするでしょう。I […]

著者: 上山 翔太

定期的に、今後10年で無くなる仕事、という記事が出ています。変化も進化も激しい今の時代。時代は便利な方向にひたすら進み続けているということは、非効率なことをやっているのであれば、代替される仕事も出てきたりするでしょう。ITの進化、AIの進化、ロボットの進化、技術の進化。それらによって人間がかけなくても良い労力を代わってやってくれる。いいことじゃありませんか。

これからもおそらく、どんどん仕事はなくなっていくことでしょう。なくなっていく、というよりは、機械や別の労働力、もしくは別の、より便利なサービスに置き換えられていくと言ったほうが正しそうです。つまり、非効率なことが効率化され、1人でできることが一気に増えると言っても良いでしょう。

さらに機械やテクノロジーによる労働力の代替だけではありません。テクノロジーによる単純労働の差し替えがよく注目されますが、一方で、不便なサービスが、より便利で快適なサービスに置き換えられることで、現在の方式も過去のものとなってしまう、という可能性があります。

例えば、iPhoneの広告ブロック機能などもそうです。広告ブロック機能が万が一、iPhoneのような絶大なシェアを持つハードにて、特に設定しなくても発動し続けるデフォルト装備になってしまったら、広告を主とする仕組みが一瞬にして崩壊してしまうでしょう。実際にそういった変化は今後、起こる可能性があります。

万が一、将来的に消滅してしまうような仕事を突き詰めてしまったら、将来的に自分の価値が半減しかねない、ということですので、誰もがそれは避けたいことですよね。出来るなら最初から、少なくとも自分が死ぬまでは崩壊しない仕事を突き詰めていきたいものです。では、それってどうやって予測すればよいのでしょうか。今回は、時代の進化によって無くなっていく仕事の法則について、考えてみたいと思います。

基本的に世の中は便利に向かっていて、不便なものや違和感のあるものは駆逐されていく。

テクノロジーの進化とはなんでしょう。それは、不便なものを便利にしていく、ということです。つまり不便なものを駆逐し、便利なものを作り出していくことに他なりません。現在存在しているありとあらゆる不便さが、将来的に便利に置き換えられていくことでしょう。つまり、不便さを持つ商品やサービスを生み出す過程に携わる仕事は、将来的に無くなってしまう可能性があるということです。

では不便さを持つ商品やサービスとは何か。例えば最近感じたのが先ほどiPhoneの例でも出た「広告バナー」です。これは広告を出稿する側から見たら便利ですが、実際にコンテンツを消費しているユーザーにとってみれば、鬱陶しい不便なものです。主にホームページ上で読み物を読む時にバナー広告が視界に入ってくるのは、なかなか鬱陶しさを感じてしまいます。読み込みが重くなるのも嫌ですね 。

だから、Appleのような大企業が不便さを解消するために広告ブロック機能を生み出し、iPhoneの機能に加えたりするわけです。おそらく、この広告ブロックの流れは遅かれ早かれ、他の機種でも取り入れられたりするのではないでしょうか。機種というか、ブラウザというか。ここで1つ、消え去る可能性があるサービスがあります。単純なアドネットワークサービスです。

アドネットワークサービスとは、広告の出向者である企業や個人からお金をもらって、自分たちが持っているバナー枠で宣伝をするという仕組みです。基本的にバナーを表示させる仕組みやプログラムをアクセス数の多いブログやメディアに設置することで、バナー枠を広げていきます。この仕事は万が一、androidとiPhoneが両方、バナーのブロック機能を実装したら成り立たなくなってしまいます。

とは言え、アドネットワークといえばGoogleが商売の軸に使っている仕組みですので、androidで実装される可能性は、しばらく無いかもしれないなぁとは思いますが ( Google Adwards以外の広告はブロックされる的な仕組みを入れる可能性も無きにしもあらずですが )。

そんなわけで、バナー広告は基本鬱陶しいものなので、人々に嫌煙され、結果的に排除するようなプログラムが出てくるわけです。つまり、バナー広告を商売の主体とした時点で、何らかの仕組みによって淘汰される可能性を考えなくてはいけないことになります。

このように、人々から「もっと便利になる」「不便」「この仕組嫌だ」「鬱陶しい」と思われる一面をもつサービスに関しては、当然のことながら排除し、便利にしていくことがビジネスチャンスなわけですから、より便利なものに置き換えられたり排除されたりするわけです。

あなたが今従事している仕事の中に、鬱陶しいと思われたり、違和感を感じられる一面は無いですか? 仕事全体が置き換わることは無いにしろ、その違和感や不便さは、あとで必ず、より便利な何かに置き換えられるはずです。

例えば、本来原価はめちゃくちゃ安いのに、高すぎる値段で売られている商品もそうです。高い割にその価値に見合わない低品質を提供している業界もそうです。いずれ、適正な価格に揃えられていくでしょう。もしその不明瞭な原価と売値の幅に明確な理由をつけられないのであれば、いずれ不明瞭を明瞭にする何かが現れるか、顧客が気づくかして、商売は成り立たなくなっていくことでしょう。

稼げる内に稼いでおくのも良いでしょうが、次の時代に向けた策を練る必要があります。早いところ、将来的にこうなるであろう、という位置で戦った方が、むしろ先行利益を手に入れられるはずです。

自分の仕事は大丈夫、ではなく、置き換えられる方法を探してみる。そして、考えられる全ての可能性は実現することを頭に入れておく。

一度、今自分の従事している仕事、もしくは将来的にとりかかろうとしている仕事について目をむけてみましょう。そこには何か、第三者から見た違和感や、不便な面がありませんか? 例えば、顧客にとっては便利だけれど、第三者に向けて悪影響を及ぼしていたり。製造過程で何らかのグレーゾーンがあったり。そういった要素は、いずれ、別の方法論に置き換えられていくでしょう。

人は、自分の業界は大丈夫だ、自分のやっていることは置き換えられない、と思いがちです。ですが、可能性として考えられる以上、じきに誰かが実現してしまうのです。遅いか早いかの問題です。

もし一時的に今の資金を稼ぐのであれば、そのまま続けていても平気かもしれませんが、一生をかける対象に、淘汰の不安要素を抱えたまま力を注ぐのは、怖いことこの上ないですよね。「そうならない」のではなく「そうなるかもしれない」を見据えて行動を起こすほうが確実です。

車の動力源は電気に。危険な物は安全な何かに。嫌悪感を持たれるものは好感を持たれる何かに。常にイノベーションと隣合わせにあるのが、違和感や嫌悪感、そして不便さです。もし、自分がこれから取り掛かろうとしている事業の中で、そういった要素があるのであれば、それらはもっと便利な何かによって淘汰されていくものであると、最初から認識した上で手を売っていった方がよさそうです。

ただ、不便であったり違和感のある方法は、逆にビジネスチャンスがあるということです。嫌いなものを好まれるものにすれば、たくさんの人がその方法論を求めます。不便なものを便利にすれば、よりたくさんの人が使うようになるでしょう。

もし自らのとりかかるビジネスにおいて、どこかの過程に上記の要因を感じさせるものがあれば、予め別の代替手段が開発できないか、考えてみてもよいのかもしれません。もしかすると、そこに新しいイノベーションが隠されている可能性もありそうです。

自分の仕事は大丈夫、ではなく、むしろ自ら便利にできるところは便利にする努力をすること。可能であれば、自ら過去の方法に対してイノベーションを仕掛けていくこと。この考え方が、重要になってくるのではないでしょうか。

既存を壊し、新しく作り出す一歩。過去の時代が実例として、何よりも如実に物語っているのですから。変化を軽視している場合ではありません。そんな時代をまさに今、生きています。

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