最近、こうしてブログを書く時、キーワードプランナーというツールから、皆さんが検索してきているワードを見つけて書くのが趣味なんです。なんだか、世の中の同行を探っているようで、かなり楽しいわけなんですが。

その中に「生き方が分からない」というワードを発見しました。

もうこれは確かに人間一度は迷うワードだと思うんですよね。でも、たしかに生き方ってめちゃくちゃ大事なんですよ。将来の夢とか目標とか、そんなのよりずっと大事で。子供のころ、将来の夢は？ なんてよく尋ねられますけど、どんな風に生きたい？とは聞かれない。

でも実は、具体的になりたいものなんて次々変わっていくわけで、夢なんかよりももっと「どんな風に生きていきたいか」ってことが大事なわけです。生き方が分からないのであれば、たしかにそれは見つけ出すべきだと思うんです。

で、具体的にどうやって生き方が分からない、の解決方法っていうとですね。1つしかないです。それは「自分の欲望」に素直になれ、ってことなんですよ。自分が本当にどういう生活をしたいのか、どんな生き方をしていきたいのか、もう世の中の体裁とか周りの声とか気にせずに、自分がしたいこと、欲望をそのまま掴み取ればいいんです。

欲望に素直になる。それが目の前にある生き方の見つけ方。

極論「何もしたくない」それも生き方です。もし何もしたくないのであれば「なにもしない生活」を目指して動き出せばいいんですよ。何もせずにダラダラ生活するにはどうすればいいのか、考えればいいんです。もし万が一、何もせずダラダラしてても、生きていけるようになれるんだったら、それはもう、すごいことです。むしろ、そのノウハウだけで相当のお金にありますので、徹底的に追求すれば良いんです。

生き方が分からない。その言葉は自分の心の中野欲望に素直になってなくて、何かしら世間体とか体裁とか、まわりからどう思われるかを気にした結果、自分の欲望を心の中に封じ込めてしまっているんですね。だから生き方が分からない、ということになるんです。そんなことしなくていいです。世間体とか、誰に何を思われるかなんてどうだっていい。

なぜなら、どんな生き方であれ、極論さっき言った「何もしたくない」だって、突き詰めれば生き方になるのです。そして、そんな生き方を実現させる過程でいろいろあるでしょうし、考え方が変わったのであれば、その時にまた考えればいいです。

とにかく大事なのは、生き方が分からない、なんて言って停止しているんじゃなく、本当の欲望に素直になって、突き進めばいいんですよ。欲望をさらけ出して、動き始め、徹底的にそれだけ追求すれば、時間次第で叶います。動かないでなんとかして、っていうのは全然無理ですので、動くということだけは我慢してください。

でも、きっと楽しいですよ。何かを追求して出来るようになると、周りに認められ、承認欲求が満たされた時点で、それは自分の生きがいになっていきますから。

生き方が分からないとお悩みの方は、とにかく自分に素直になりましょう。自分の欲望をさらけ出して、動き出せば、少なくとも生き方が分からないの状態からは抜け出すことが出来ます。抜け出したら、後は突き詰めて研究して欲望を実現させましょう。実現させたら、もうそこからは貴方の時代です。

上山 翔太

株式会社クオン代表取締役

2007年からWEBデザイナー / エンジニアとして活動を開始。2015年には、セブ島にて立ち上げた日本人対象のクリエイター育成スクールと運営していたメディアを売却。その後、アメリカで事業デザインを無理やり学ぶ。帰国後は起業家育成プログラムを立ち上げ、新規事業開発、起業家育成に従事するほか、マーケティング戦略策定、ウェブ開発技術を提供。「IT留学シェアハウス」や「起業教育・支援プラットフォーム」を開発、運営。その後、株式会社QUONを立ち上げ。WEB制作事業を軸として、クリエイターと起業家を産む村づくりプロジェクトなどをバリ島と日本を中心に推進。